英語(R)
 English (R)
 担当教員:内田 雅克(UCHIDA Masakatsu)
 担当教員の所属:地域教育文化学部非常勤講師
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
英語の読解能力を養成する授業である。
・到達目標
多様な内容について論理的に書かれた英文を正確かつ効率よく理解するための基礎的な技術と語彙を身につけ、身近な社会,文化,科学などのテーマについて,一般的な語彙で書かれた文を正確に理解できる。関心や興味がある内容について,簡潔に事実関係が書かれた文を十分に理解することができる。はっきりと主張されている文章の論点を把握できる。
・キーワード
Content[内容],Communication[言語],Cognition[思考],Community[協学]

【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の,実践的な基礎力を養成する。(英語Ⅲ)

【授業計画】
・授業の方法
CLIL(Content and Language Integrated Learning)という英語学習法を採用し、4つのC(Content[内容],Communication[言語],Cognition[思考],Community[協学]) のContentに「ジェンダー」、「結婚」、「別姓使用」、「家族」、「同性婚」、「セクシュアリティ」などのテーマを、テキスト及び他の教材から取り上げる。学習活動には、英文読解だけではなく、基礎的な英語によるレクチャー、平易な英語によるディスカッションなどが含まれる。
・日程
第1回目 10月 6日(木)  Introduction
第2回目 10月13日(木)   テキスト① Chapter 1 Unit 1 <皇室の恋物語> A King’s Love Created the Church of England
第3回目 10月20日(木)  テキスト② Chapter 2 Unit 3 <シングル・マザー> Single Mothers are Not Failures
第4回目 10月27日(木)  テキスト③ Chapter 2 Unit 4<事実婚> Cohabitation is Perfectly Natural in the West 
第5回目 11月10日(木)  テキスト④ Chapter 3 Unit 2, 3<別姓> Japanese Wives Take Their Husband’s Last Name 
                      In Britain You Can Name as You Please
第6回目 11月17日(木) 別教材① <「男らしさ」の構築> History of Japanese ‘Boys’  
第7回目 11月24日(木) 別教材② <「女らしさ」の構築> History of Japanese ‘Girls’ 
第8回目 12月 1日(木) 理解の確認 ①
第9回目 12月 8日(木) テキスト⑤ Chapter 4 Unit 4, 5 Chapter 5 Unit 4 <少子化>
              An Experiment without Precedent in Human History
              Singapore Enacts Many New Family Policies
              Japan Enters the Era of Declining Birth Rate and Population
第10回目 12月15日(木)  テキスト⑦ Chapter 2 Unit 1
              Legalizing Same-Sex Unions <同性婚>
第11回目 12月22日(木)  別教材③ <レズビアン・ゲイのためのハイスクール> Voice of Hedwig (LGBT)
第12回目 1月12日(木) テキスト⑧ Chapter 5 Unit 3 <ミソジニーとホモソーシャル> Suttee
第13回目 1月19日(木)  Chapter 5 Unit 2 <ジェンダー問題> Gender Issues in Japan
第14回目 1月26日(木)  別教材③ <同性愛の日本史> Homosexuality in Japan
第15回目 2月 2日(木)  理解の確認 ②
*トピック、順番に関しては変更の可能性があります。

【学習の方法】
・受講のあり方
(1)授業中は集中し、能動的に取り組む。(2)指示に従い、予習をして授業に臨む。*詳細は授業時に説明します。
・授業時間外学習へのアドバイス
(1)小テストに備えて復習をする。(2)指示された箇所の予習をする。(3)TOEIC対策の自習をする。
*詳細は授業時に説明します。*生活のなかに習慣的に英語学習を取り入れ、継続して下さい。

【成績の評価】
・基準
各学生の成績の20%を全学生が受験するTOEICテスト(7月初旬予定)の得点で評価します。CLILにより、リーディングを中心とした英語の基本的アカデミック・スキルを身につけたことを合格の基準とします。
・方法
TOEIC IP 20% + ALC小テスト 10% + 試験 30% + 小テスト20% + 授業参加 20%

【テキスト・参考書】
OHASHI Hisatoshi / BAXTER, Blake 著  The Changing Face of Marriage and Family <21世紀の結婚・姓・社会> 成美堂、2008年。 ISBN 4-7919-4632-7

【その他】
・学生へのメッセージ
マナーとルールを守り、快適な学習環境のなかで、真摯な学習姿勢を持ち、目標に向かって一緒に頑張りましょう。

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