英語(R)
 English (R)
 担当教員:太田 裕子(OTA Yuko)
 担当教員の所属:人文学部非常勤講師
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
英語の読解能力を養成する授業である。アメリカの”イメージ”と”現実の姿”について書かれた教科書を読む。基礎的な文法力・読解力を身につけた学生を対象にした英文精読用のテキストである。アメリカ社会が抱える問題を取り上げている章をみんなで協力して読む。じっくりと読むことによって、文法的なつながりを見極め、英文の構造的把握を心がける。TOEIC対策で各自速読の練習をすると思うが、やさしい速読用テキストでは、十分に語彙を増やすことは難しい。文章をじっくり読んでしっかり理解し、語彙を増やそう。
・到達目標
日常的で身近な話題について書かれた英文を正確に読解する基礎的な能力を身につけ、日常的な言葉で書かれた、具体的な内容に関する文を理解できる。また,身近な話題についての手紙やメールなどを理解できる。
・キーワード
精読、英語のsyntaz(頭語法、構成法の理解、個性的なライティング・スタイルに触れる、語彙増強

【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の,実践的な基礎力を養成する。(基盤教育の基本方針より)(英語I)

【授業計画】
・授業の方法
ALC QIZEを実施した後、教科書に沿って授業を進める。READINGは一段落程度ずつ担当を決め、和訳を発表させる。和訳担当者は、英文を音読した後、和訳をする。(クラス全体に聞こえるように配慮しよう。)和訳担当者は予め和訳を紙に書いてくること。(和訳のスキルは速読のスキルとは違う。日本語として自然な訳を心がけよう。)教科書の問題に一通り取り組む。
・日程
第1回 オリエンテーション
第2-3回 Chapter 7 The Right to Bear Arms
第4-5回 Chapter 11 Education in America
第6-7回 Chapter 12 On the Go
第8-9回 Chapter 13 A Man’s Home Is His Castle
第10-11回 Chapter 14 A Brighter Tomorrow?
第12-13回 Chapter 15 See You in Court
第14回 期末試験+自己採点(時間があれば解説)
第15回 追試+自己採点(時間があれば解説)

【学習の方法】
・受講のあり方
ALC NetAcademyの課題に取り組む。予習で教科書の問題に取り組んでくる。時間があれば、本文をノートに2行おきに書き写す。なければ、文構造が把握できない文だけをノートに書き出す。その後、単語の意味調べをして、ノートに書き込んでいく。復習では教科書の音声を繰り返し聞いたり、音読をしたりする。覚えたい語彙、表現を何度も書く。
・授業時間外学習へのアドバイス
余裕のある学生は興味のある英文記事などを読む習慣を身につけよう。

【成績の評価】
・基準
教科書の内容理解や語彙習得を客観テストで評価する。それに加えて、ALC NetAcademyの課題への取り組みも評価の対象とする。提出物など、授業に対する取り組み姿勢については主観的/客観的評価をする。
・方法
TOEIC 20%, 期末試験60%, 授業参加(アルク小テスト、提出物など) 20%

【テキスト・参考書】
America: Images and Realities アメリカ:そのイメージと実像 成美堂 (2012) 1,800円(税別) ISBN978-4-7919-5092-8
John Tilmant, Yoshihiro Niwano 著

【その他】
・学生へのメッセージ
単位を取得するには3分の2以上の出席が必要である。つまり、6回目の欠席で除名となる。授業参加も評価の対象となるので、やむを得ない事情(通院、忌引き、部活動など)で欠席する/した場合は連絡をすること。遅刻した場合も、出席確認しそこなう場合があるので、授業後に一言断るようにしよう。連絡がなければ、サボり扱いとする。

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