私達の身近にある様々な生物の機能とその利用について考える。
農作物や家畜も含めて、植物や動物など身近な生物が持つ様々な機能を紹介し、それらが我々の生活にどのように関わり利用されているかを考える。

農学領域で扱われる様々な生物のもつ機能とそれらの利用技術が、私達の日常のくらしとどのように関わっているのかを理解し、応用生命科学への関心を高める。

生物機能、農作物、食味・品質成分、進化、多様性、在来作物、哺乳類、生殖工学

教養科目、領域等：自然と科学

主に植物と動物の機能に関わって教育研究を主に行っている教員によるオムニバス方式の講義。

＊講義の順番は、変更になる場合があります。
１．ガイダンス、在来作物とは（江頭）
２．在来作物の特徴（江頭）
３．物質循環と焼畑（江頭）
４．在来作物を継承する意義（江頭）
５．動物生殖工学と私たちのくらし①（木村）
６．動物生殖工学と私たちのくらし②（木村）
７．動物生殖工学と私たちのくらし③（木村）
８．動物生殖工学と私たちのくらしまとめ（木村）
９．生物の進化と多様性①（笹沼）
１０．生物の進化と多様性②（笹沼）
１１．身近な植物の進化と育種③（笹沼）
１２．生物の進化・多様性・育種まとめ（笹沼）
１３．農作物の品種改良①遺伝資源の重要性（星野）
１４．農作物の品種改良②遺伝子情報の利用（星野）
１５．遺伝子組換え作物の現状と将来性・まとめ（星野）

農学部の食品・応用生命科学コースあるいは植物機能開発学コースを担当する4名の教員により授業が行われ、教員毎に対象生物が異なります。私達の身の周りに関するテーマで、初歩的且つ興味深いお話になるよう準備しておりますので、全ての授業を通して聞くようして下さい。

各教員の成績評価（１００点満点）の平均点を総合評価とし、６０点以上を合格とする。成績評価の仕方は、各教員に確認して下さい。

個々の教員の、レポートまたは小テストの点数の平均値を成績とする。

授業の中で、必要に応じて参考書の紹介や、資料を配付する。

受講希望者が多数の場合、初回に100名程度に絞る。