東アジア探訪ー朝鮮半島編(文化論)
 East Asia: An Invitation to South Korean culture (Culture)
 担当教員:呉屋 淳子(GOYA Junko)
 担当教員の所属:教育開発連携支援センター
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
本講義では、朝鮮半島の歴史、社会、文化について考察する。とくに韓国国内のトピックだけでなく、在外コリアンの日常、食文化、教育にも注目し、多様なエスニシティのあり方について理解を深める。これらを通して日本国内外のエスニシティに関する問題や課題について、学生と共に考える。
・到達目標
朝鮮文化についての理解はもちろんのこと、多様なエスニシティのあり方についてより創造的・未来志向的な思考や見解を持てるようにする。
・キーワード
朝鮮半島、東アジア、在外コリアン、エスニシティ、文化人類学

【科目の位置付け】
朝鮮半島の過去・現在・未来における成果・課題・可能性をグローバルな観点から主体的に理解・解釈できるようにする。

【授業計画】
・授業の方法
講義の他に、グループディスカッションの時間を設ける。また、受講生の関心などに応じて、授業計画を変更する場合もある。
・日程
第1回:オリエンテーション
第2回:朝鮮半島の歴史
第3回:映画を通じてみた現代の韓国
第4回:韓国の年中行事
第5回:韓国の食文化
第6回:韓国の教育
第7回:韓国の暮らし
第8回:在外コリアンの暮らし
第9回:在日コリアンの暮らし
第10回:在日コリアンの教育
第11回:在日コリアンの食文化
第12回:多様なエスニシティが出会う街:鶴橋、新大久保
第13回:日韓「コミュニケーション」Ⅰ:現在、日本と韓国が抱えている問題
第14回:日韓「コミュニケーション」Ⅱ:現在、日本と在日コリアンが抱えている問題
第15回:日韓「コミュニケーション」Ⅱ:グループ発表会

【学習の方法】
・受講のあり方
講義の際に疑問点があれば積極的に質問して確認すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
韓国に対する関心を持ち、ニュースや色々な方法を通じて韓国に関する情報を集めておくこと。

【成績の評価】
・基準
提出物(60%)、授業への参加度(40%)を総合(100%)として判断する。

・方法
定期試験を行わず、提出物(リアクションペーパー・レポート等)、授業への取り組み方で総合評価する。

【テキスト・参考書】
適宜、授業でハンドアウトを配布する。
参考となる本:『朝鮮を知る事典』高崎宗司、『韓国家族---グローバル化と「伝統文化」のせめぎあいの中で』平田由紀江、小島優生、『コリアン・ディアスポラと東アジア社会』松田素二、鄭根埴


【その他】
・学生へのメッセージ
遅刻・欠席は厳に慎むこと。やむを得ず欠席する場合は、必ず事前に担当教員に連絡を取ること。
・オフィス・アワー
必要に応じていつでも対応します。事前にご連絡ください。jgoya@kdw.kj.yamagata-u.ac.jp

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