サイエンスコミュニケーションⅡ(教養セミナー)
 Science Communication II(Education Seminar)
 担当教員:栗山 恭直(KURIYAMA Yasunao)
 担当教員の所属:理学部物質生命化学科
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習(一般)
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
サイエンスを一般の人にわかりやすく伝えるために必要なコミュニケーション能力・プレゼンテーション能力を身につける。身の回りのサイエンスに関する知識を増やす。
グループディスカッション等を通してコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身につける。サイエンスを題材にして授業を進めていく。
・到達目標
科学的な考え方について理解し、考えることができる。科学の面白さや楽しさ等を伝えるためにサイエンスカフェ・研究紹介番組・出前実験講座を企画・運営できる。
・キーワード
サイエンスコミュニケーション 

【科目の位置付け】
教養科目 自然と科学 教養セミナー

【授業計画】
・授業の方法
学生一人に一台のPCが使える先端学習ラボで講義を行う。インターネットでの検索の仕方、PCを使ったプレゼンテーション、研究者へのインタビューの方法などの実践的活動を経験する。プロジェクトの進行具合をモニターし助言を行う。なるべく、学生が主体的に活動できる場を準備する。
・日程
1回目 オリエンテーション
2回目 プレゼンソフトによる自己紹介
3-5回目 2015年のノーベル賞の科学分野について考えてみよう
6-12回目 グループ毎に企画・運営
      それぞれの企画
      運営
13-14回目 反省・評価会 
15回目   最終プレゼンテーション

【学習の方法】
・受講のあり方
グループで積極的に意見を出し合い、まとめていく。
役割分担では、責任を持つ
協力し、運営すること
・授業時間外学習へのアドバイス
自宅あるいは大学で図書館やインターネットで文献検索等の資料を読み、プレゼン資料を準備する
次回のプレゼン等に反映する

【成績の評価】
・基準
科学的思考ができること科学的内容を解りやすくつたえることができること
企画書や実際での運営へのかかわり具合を判断します。
最終プレゼンでは説明の内容(論理性・理解度)および話し方などの採点表により採点する。プレゼンの評価はグループ毎になります。ただし,グループは固定でなく入れ替えます。
・方法
企画 運営での資料作成 30点  実技 40点  反省会 最終プレゼン 30点  計 100点

【テキスト・参考書】
はじめよう!
科学技術コミュニケーション
北海道大学 科学技術コミュニケーター養成ユニット編著
ナカニシヤ出版 ¥2000円

【その他】
・学生へのメッセージ
ここ数年は小・中学校・高校への出前実験・サイエンスカフェ・絵本つくりを行いました。
理系文系問いません。文系の学生大歓迎です。サイエンスコミュニケーションIを履修している必要はありません
・オフィス・アワー
日時:金曜日の12時から12時30  場所:SCITA(サイタ)センター(理学部1号館1F)で待っています。

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