【授業概要】
・テーマ
健康について,生活環境や社会状況との関係から理解できるように,遺伝子レベルから世界規模に至る幅広いトピックスを取り上げ医療・看護の視点で課題を考える。
・到達目標
健康な生活について,授業を通して得た知識と各自の経験を結びつけて考察できるようになる。
・キーワード
生活 健康 看護 医療
【科目の位置付け】
この授業は,生活と健康についてさまざまな視点から理論的に考察し,幅広い知識を習得するものである(基盤教育の基本理念より)。
【授業計画】
・授業の方法
医学部看護学科教員によるオムニバス形式での講義
・日程
第1回目 10月 4日 ガイダンス:世界の健康マップ 武田 洋子 第2回目 10月11日 Quality of Lifeとはなにか 武田 洋子 第3回目 10月18日 在宅看護の見地から 古瀬みどり 第4回目 10月25日 心と健康 齋藤 深雪 第5回目 11月 1日 精神障害者の生活 齋藤 深雪 第6回目 11月 8日 なぜココロとカラダの癒しが流行るのか 武田 洋子 第7回目 11月15日 癒しを科学する 武田 洋子 第8回目 11月22日 ウイルスによるがん発生のメカニズム 関亦 明子 第9回目 11月29日 がん遺伝子とは何か 関亦 明子 第10回目 12月 6日 がんになっても元気に生きる 武田 洋子 第11回目 12月13日 排泄と健康(1) 片岡ひとみ 第12回目 12月20日 排泄と健康(2) 片岡ひとみ 第13回目 1月17日 皮膚と褥瘡 石田 陽子 第14回目 1月24日 褥瘡管理について 石田 陽子 第15回目 1月31日 試験とまとめ 武田 洋子
【学習の方法】
・受講のあり方
パワーポイントや資料で示される講義内容をノートに筆記して内容の理解に努めてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
講義で提示されたトピックスについて,図書館やインターネットを活用して情報収集をして,自分の考えをまとめておく。
【成績の評価】
・基準
生活と健康について,授業をとおして得られた知識に基づいて主体的に考察し,論述できることが合格の基準となる。
・方法
講義への出席状況30点,参加態度30点,論述試験40点の計100点とし,60点以上を合格とする。 欠席回数が5回に達したものはその時点で不合格とする。 講義を受けて得た学びを出席カード裏に記入し,その内容を参加態度として毎回評価する。 論述試験のテーマは「健康な生活を送るために」である。講義内容をふまえて解答すること。
【テキスト・参考書】
特に指定しない。
【その他】
・学生へのメッセージ
受講を機に,自分自身だけでなく,多様な環境におかれたさまざまな世代の健康について興味をもち,さらに学習を重ねていってください。
・オフィス・アワー
講義終了後,適宜応じます。
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