社会経済システム論特論I
 Special Lecture on Socio-Economic System II
 担当教員:田北 俊昭(TAKITA Toshiaki)
 担当教員の所属:人文学部法経政策学科
 開講学年:1年,2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
本特論では、空間経済学を取り扱う。距離および空間構造を明示的に取り入れた経済学である空間経済学の考え方を身につける。都市経済学、地域経済学、国際経済学、経済立地論、農村経済学などを含む学問体系を取り扱う。
・到達目標
本特論の学習を通じて、空間経済学体系の中で、都市経済学、地域経済学、国際経済学の枠組みについて理解できるようになる。
・キーワード
空間経済学,新貿易理論、比較優位,独占的競争モデル,新経済地理学,単一中心型モデル,知識スピールオーバー,ホテリングモデル,クリスタラー,レッシュ,中心地理論

【科目の位置付け】
ミクロ経済学(中級)を学習した上で、空間経済学の学習を行う。

【授業計画】
・授業の方法
講義、学生によるレジュメによる発表を組み合わせて行う。
・日程
1.序論
2.新貿易理論
3.新貿易理論モデルの類型と応用・拡張
4.新経済地理学
5.新経済地理学モデルの類型と応用・拡張
6.空間経済学と単一中心都市モデル
7.空間経済学と動学的分析
8.空間経済学と租税競争
9.空間競争と中心地理論

【学習の方法】
・受講のあり方
経済数学をもとに、教科書を中心に展開していく。各種関係論文についても読んでもらう。
・授業時間外学習へのアドバイス
教科書をすべて理解するように自習を心がけること。

【成績の評価】
・基準
都市経済学、地域経済学、国際経済学を体系化した空間経済学全体を理解するものを合格とする。
・方法
試験(50点)及びレポート(50点)で評価する。

【テキスト・参考書】
佐藤泰裕・田渕隆俊・山本和博著:『空間経済学』,有斐閣

【その他】
・学生へのメッセージ
研究最前線を身につけましょう。
・オフィス・アワー
火曜日12時~13時 14時30分~15時

10721024-2016-11-19524