【授業の目的】
様々なスタイルの英文テキスト(評論、エッセイ、小説、脚本など、フォーマルなものからカジュアルなものまで)を教材にして、実践的な英語の読解力を身につける。
【授業の到達目標】
基本的な英語のロジック(正しい文法解析と文脈を含めた文章構成の論理的把握)に従って、様々な英文スタイルの特徴を理解し、日常的なレベルの英文を正確に読み解く英語力を身につける。
【授業概要(キーワード)】
英文読解、精読、多読、文法
【授業計画】
・授業の方法
1回の授業で5〜10ページ程度のまとまった英文を読む。テキストの種類に応じて、精読、部分訳、要約など授業での読み方を指示するが、基本は正しい読解のポイントに従って内容を正確に理解することである。学期中に3回、読んだテキストに関連するミニレポートを提出してもらう。
・日程
第1回 オリエンテーション 第2回 Reading Literary Fiction 第3回 Judy Moody Gets Famous 第4回 Akeelah and the Bee 第5回 How Pleasure Works 1 第6回 How Pleasure Works 2 第7回 What Money Can't Buy 1 第8回 What Money Can't Buy 2 第9回 What Money Can't Buy 3 第10回 Before Sunrise 1 第11回 Before Sunrise 2 第12回 Song Lyrics 第13回 Japanese Roots 1 第14回 Japanese Roots 2 第15回 学期末試験と解説 *上記のテキストは変更する可能性あり。
【学習の方法】
・受講のあり方
自分の理解度を確認しつつ、不明の点は、授業時もしくはオフィスあわー等を利用して質問すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
予習も復習も時間をかけて丁寧にテキストを読み、不明な点は辞書・参考書・インターネット等を活用して調べる努力を惜しまないこと。
【成績の評価】
・基準
学期末試験とミニレポートの課題提出及び授業への参加状況により、授業内容に関して知識の修得の度合い、理解の度合い、汎用的技能の修得の度合い、主体的な参加の度合いを評価する。基準は、(1)基本的な英語のロジックと様々な英文スタイルの特徴を理解している、(2)日常的なレベルの英文の読解力を身につけている、(3)ミニレポートの課題提出を含めて授業に主体的に参加していること。
・方法
学期末試験(70%) ミニレポート(20%) 授業への参加状況(10%)
【テキスト・参考書】
テキストはあらかじめプリントで配付する。 参考書は必要に応じて授業で紹介する。
【その他】
・学生へのメッセージ
仮想敵は、断片的な日本語との対応関係(のようなもの)とフィーリングに基づく自分勝手な誤読であり、この授業を通じて文法や文章構成の理屈をきちんと理解すれば、正しい解釈は自ずと明らかになるということを体得してもらいたい。
・オフィス・アワー
月曜9/10校時(鈴木亨研究室) email: torus@human.kj.yamagata-u.ac.jp
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