【授業の目的】
英文法の知識を深め、実際に英文を読んだり書いたりする中でその知識を活用できるようにすることを目的とします。 英文法の重要な項目を8項目取り上げ、これらを中心にして関連する事項も含めた文法の体系を学習し、雑誌記事や小説などの文章で実例を見ることを通じて学習内容の運用を行います。
【授業の到達目標】
(1)英語表現の適否を、文法に則って、指摘・説明できる。【知識・理解】 (2)難解と感じる英語表現に対して、文法に基づいた分析・理解を試みることができる。【技能】 (3)文法を踏まえた英語表現作りが実践できる。【態度・習慣】
【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。
【授業計画】
・授業の方法
講義形式の授業です。 教員が準備するハンドアウト(講義資料)に基づいて、トピックごとに(1)英文読解と(2)当該トピックと関連する事項を含めた体系的な文法説明を行います。
・日程
次のトピックの一つひとつを2回の授業で取り上げる予定です。 1. 冠詞の重要性: He's in charge. / He's in the charge. 2. 名詞のタイプ: The play was {boring, a bore}. / He is {healthy, *health}. 3. 形容詞の後置用法: all the visible stars / all the stars visible 4. 過去分詞の形容詞用法: the {invited, *danced, failed} poet 5. 難易度構文: you'd be so nice to come home to. 6. There構文: Once upon a time there lived a little princess. 7. 提示の倒置構文: In Spanish 'water' is pronounced as the English word from which derives 'windsurfista.' 8. 否定の倒置構文: Never have I been to L.A.
【学習の方法】
・受講のあり方
英語の様々な構文の文法特性を資料と板書により提示・説明しますので、その文法現象とその背後にある根本的なルールとの相関を理解するよう努めてください。 英文記事や小説の一節を読むにあたって、当該構文を意識しながら読むよう心がけてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
(予習)毎回の授業内容に継続性があり、前回までの授業内容のうえに次の授業内容が成り立つ関係にあるので、前回の授業内容を確認して授業に臨むことが大切です。また、宿題や課題を設けますので、取り組んだうえで授業に臨んでください。 (復習)授業内容を再確認してください。疑問点などは翌授業時に質問するなどして早い段階で解決しましょう。
【成績の評価】
・基準
知識の習得の度合い、理解の度合い、汎用的技能の度合い、主体的参加の度合いの4点について、授業内容に関する宿題と課題、および、期末試験により、評価を行います。 基準は次の通り:知識〔基本的概念を習得したか〕、理解〔授業で取り上げた事例を分析・判断できるか〕、汎用的技能〔実際の用例において分析・判断できるか〕、主体的参加〔応用問題に応用できるか〕。
・方法
宿題(25点)、課題(25点)、期末試験(50点)の合計による。 なお、出席が10回以下の場合、60点未満の成績になります。
【テキスト・参考書】
テキストなし。 参考書は授業開始時に紹介する。
【その他】
・オフィス・アワー
1年間を通して火曜日16:30-17:50 富澤研究室
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