【授業の目的】
人びとの意識を手がかりに社会現象のメカニズムを分析するため、社会学的な発想と計量社会学の手法を学ぶ。
【授業の到達目標】
この演習を履修した学生は、 (1) 社会学分野の先行研究を理解し、批判的に検討することができる。【知識・理解】 (2) 自ら研究課題を設定し、社会調査を企画・実施することができる。【技能】 (3) 社会現象のメカニズムに関する仮説や検証方法の妥当性について討議することができる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
社会学、社会意識、計量社会学、多変量解析
【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。
【授業計画】
・授業の方法
社会意識を扱った文献(図書または学術論文)を読み、議論する。これを通して、各自の研究課題を明確化し、研究に取り組む。必要に応じて分析手法についての演習を取り入れる。
・日程
(1) 基本文献の検討と議論(2年生) (2) 先行研究の批判的検討と研究課題の設定(3年生) (3) 卒業論文の執筆と進捗状況の報告(4年生)
【学習の方法】
・受講のあり方
与えられた課題に対応するだけではなく、自ら考え、調べる姿勢で取り組むこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
報告担当者以外も資料に目を通し、疑問点を明確にして授業にのぞむこと。 授業で扱ったテーマに関連する文献を読むこと、分析手法を試してみること。
【成績の評価】
・基準
授業での報告内容、議論への参加、小レポートから、主体的参加の度合い、知識の修得の度合い、理解の度合い、汎用的技能の習得の度合い(論理的思考力、文章表現力)を評価する。到達目標の達成度が基準となる。
・方法
報告内容30%、参加状況30%、小レポート40%
【その他】
・オフィス・アワー
水曜日12時45分から14時15分 阿部晃士研究室
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