【授業の目的】
難易度の高い英文(短編小説)を読み,文学の鑑賞の仕方を学ぶとともに,英文読解に必要な英文法の知識を高めます。
【授業の到達目標】
文法的な構造を十分に理解することによって,難しい英文の内容が理解できるようになります。文学作品の中にあるさまざまな比喩表現やアイロニーが理解できるようになります。
【科目の位置付け】
カリキュラムマップ・ポリシーとの関係については,「カリキュラム・マップ」を参照し,よく理解した上で履修してください。
【授業計画】
・授業の方法
受講生にテキスト(短編小説)の音読と和訳をしてもらい,その後,教員の解説や質疑応答によって進めて行きます。
・日程
第1回:イントロダクション(授業のやり方などを説明) 第2回〜第7回:テキストを毎回2ページ程度ずつ読み進めます。 第8回:中間試験 第9回〜第14回:第7回目の授業で読み進めた箇所から引き続き毎回2ページ程度ずつ読み進めます。 第15回:期末試験
【学習の方法】
・受講のあり方
毎回必ず予習を行い,予習で不明だった点,誤解してしまった点などを授業中に修正し、正しい理解に努めてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
・予習:毎回テキストを2ページ程度予習してきてください。予習で完璧な理解に達することは要求しませんが,最低でも意味の不明な単語を辞書で調べてくるようにしてください ・復習:毎回復習は必要ありませんが、中間試験と期末試験の前1週間程度は試験範囲を集中的に復習してください。
【成績の評価】
・基準
2度の筆記試験を課し,知識の修得,理解の度合い,汎用的技能(論理的思考力,文章表現力),参加の度合いのそれぞれの項目について判定し,その合計点を用いて判定します。基準は1)英文が正しく読解できる。2)英語の構文が正しく理解できる。3)英単語の語彙が正しく理解できる。
・方法
予習および授業中の態度:20%,中間試験:40%,期末試験40%
【テキスト・参考書】
「テキスト」 Selected Stories of Graham Swift (Nan'un-do)
【その他】
・学生へのメッセージ
取り上げる短編小説の英文は若干難しいかもしれませんが、内容は現実と非現実の入り混じった興味深い物語です。授業は決して急ぐことなく、難しい英文を噛み砕きながら、受講生全員が理解できるように進めます。
・オフィス・アワー
月曜日 16時30分〜17時30分
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