物理実験をする上で必要な基本的技術実習を行なう
１）物理実験をする上での基礎技術： ハンダ付け、オシロスコープの使い方、ラジオ製作
２）力学的実習：重心と木工作
３）電磁気学実習：電波の性質を調べる実験、電子回路実習
４）熱と固体：金属の比熱測定
５）微小微量なものを扱う実習：金属蒸着と真空技術
６）放射線実習：Ge半導体検出器と環境放射能、液体シンチレーション検出器とベータ線測定
７）電子顕微鏡の実習
８）X線撮像素子の実習
９）加速器質量分析装置

実際に装置を扱い、現象観察および測定を行って実験結果と自然物理法則との関係について考えること。
物理実験で得られた結果をまとめてプレゼンテーション演習を行い、情報を提供するために必要な実践的なスキルを育成する。

ものつくり、観察、測定結果の表示、結果の考察、プレゼンテーション能力

物理実験に必要とされる基礎的な技術の習得と応用を目指す科目

基礎実習を３テーマ、個別実習を５テーマを行う。また、最後にプレゼンテーション実習を行う。

基礎実習３テーマは全員が共通で行う。
個々の実習テーマについては約２人のグループで１テーマを２週で行う（５テーマを予定）。
最後に実習テーマ一つを選んでその内容結果についてプレゼンテーションを行ない、発表練習とする。

試行錯誤を大事にした実習実験をし、ノートにデータをとり、レポートにまとめる。

実験テキストを読んでくること。
表とグラフを活用したデータ整理、レポート作成

（１）実験の目的や基本原理を理解して実験ができたか。
（２）実験データを正しくかつわかりやすくまとめる事ができたか。
（３）実験結果がよく考察されているか。
（４）実験についてのプレゼンテーションが出来ているか。
について評価する。

レポート評価70％、プレゼンテーション30％

プリント編集の冊子配付。
自ら調べる事も実習の一部なので図書館を利用すること。

実験データから、どのようなことが言えるかを常に考えること。
実験ノートを作ること。