【授業の目的】
生命の基本、疾病や治療の原理を理解するため、正常な細胞の営みと破綻、遺伝子の性質について学ぶ。
【授業の到達目標】
① 細胞の正常な営みと破綻(疾病の発症)について理解できる。 ② 遺伝子の基本的な性質(構造や遺伝)について説明できる。 ③ ゲノム医療や再生医療、分子標的治療薬等、最新医療の情報を読み解くための基本となる事項を身につける。
【授業概要(キーワード)】
ゲノム、遺伝子、染色体、遺伝子病と遺伝病、遺伝の法則、エピジェネティクス
【科目の位置付け】
疾病や生命現象を理解するための基本となる科目。
【授業計画】
・授業の方法
講義形式
・日程
1. 遺伝科学総論、タンパク質の一生 2. DNAとゲノムの構造、遺伝子の発現調節 3. 染色体とその異常 4. メンデル遺伝と病気の遺伝 5. 多因子遺伝(大津 芳) 6. 病因遺伝子の解析、遺伝子診断(大津 芳) 7. エピジェネティクス 8. 試験
【学習の方法】
・受講のあり方
本/雑誌、新聞、インターネットなど、様々なメディアから情報を収集して、興味や疑問を持ちながら受講すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
様々なメディアからの情報収集や講義の中で紹介する参考書等を読むこと。 興味が持てるテーマを自身でみつけ、その分野の知識を追跡して理解を深めること。
【成績の評価】
・基準
①細胞の正常な営みと破綻について理解している。 ②遺伝子の構造や基本的な性質について説明できる。 ③医療現場に必要な知識の基本的事項が身に付いている。
・方法
筆記試験で60点以上を合格とする。
【テキスト・参考書】
<教科書> ● 服部成介、水島-菅野純子著,菅野純夫監修、よくわかるゲノム医学 改訂第2版 ―ヒトゲノムの基本から個別化医療まで―,羊土社,
<参考書> 講義の中で紹介する。
【その他】
・学生へのメッセージ
「細胞を知れば生命がわかる」 細胞の中で起こる出来事を知ることによって生命現象や疾病の発症について考えよう。 科学的な眼でヒトを見よう。
・オフィス・アワー
随時
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