【授業の目的】
小学校外国語活動の目標を正しく理解するとともに、その目標を達成するための第二習得研究に関する基礎な知識、授業実践に関わる基礎的な技術の習得を目指します。
【授業の到達目標】
1)『小学校学習指導要領解説外国語活動編』及び『中学校学習指導要領解説外国語編』に基づいて小学校外国語活動の目標と効果的な小中連携の在り方について説明できる。 2)子どもの第二言語についての基礎的な知識を実際に授業設計・授業技術に応用できる。 3)基礎的なClassroom Englishや英語を使ったActivitiesを用いた授業が設計・実践できる。
【授業概要(キーワード)】
小学校外国語活動、学習指導要領、第二言語習得論、授業実践力
【科目の位置付け】
小学校教員免許状に関わる基礎科目(選択)
【授業計画】
・授業の方法
15回の授業の内、前半から中盤にかけては、座学形式で学習指導要領や第二言語習得に関する資料を読みながら、外国語活動に必要な基礎的な知識の習得を行います。後半部では、ビデオを見ながらの授業分析を行った後、グループ単位で実際に授業を設計し実践を行います。
・日程
第1回:小学校外国語活動の目標について(1)、教室英語(1) 第2回:小学校外国語活動の目標について(2)、教室英語(2) 第3回:小・中連携の在り方について(1)、教室英語(3) 第4回:子どもの第二言語習得について(1)、ALTとの会話(1) 第5回:子どもの第二言語習得について(2)、ALTとの会話(2) 第6回:子どもの第二言語習得について(3)、ALTとの会話(3) 第7回:子どもの第二言語習得について(4)、ALTとの会話(4) 第8回:ビデオによる授業分析(1)、テーマ別英語表現(1) 第9回:ビデオによる授業分析(2)、テーマ別英語表現(2) 第10回:ビデオによる授業分析(3)、テーマ別英語表現(3) 第11回:グループでの授業づくり(1) 第12回:グループでの授業づくり(2) 第13回:授業実践・授業検討会(1) 第14回:授業実践・授業検討会(2) 第15回:授業の総括(試験とまとめ)
【学習の方法】
・受講のあり方
資料を読みながら、またビデオを見ながら、効果的な外国語活動の指導法や教材等について議論する場面を多く設けるので、授業への積極的な参加・発言を期待します。
・授業時間外学習へのアドバイス
当該授業テーマについての予習や資料収集に心がけてください。
【成績の評価】
・基準
・基準 以下の観点で、授業中の口頭による発表や提出物(指導案及び教材)、テストなどを中心に総合的に評価します。 ・授業に対して主体的・積極的に参加し、発表・議論等に意欲的に取り組んだか。 ・提出物やテスト、口頭による発表等が設定された目標に達しているか。 ・授業内容に対する理解や提出物に工夫が見られたか。
・方法
・方法 模擬授業30%、提出物30%、期末試験40%
【テキスト・参考書】
文部科学省(2008)『小学校学習指導要領解説外国語活動編』東洋館出版社 文部科学省(2008)『中学校学習指導要領解説外国語編』開隆堂出版社
【その他】
・オフィス・アワー
オフィスアワーについては第1回目の授業時にお知らせしますが、可能な限り随時質問にはお答えします。
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