【授業の目的】
各種領域から構成されるスポーツ科学の理論を包括的に学ぶ. 各種分野の基礎知識を概説すると伴に,それらがスポーツの実践や指導の現場において担う役割について講義する.
【授業の到達目標】
スポーツ科学における各種領域について理解し,それぞれの概要について説明できる. スポーツ科学がスポーツの実践や指導の現場において担う役割を説明できる. スポーツ科学の基礎的知識によって,各種スポーツについて考察できる.
【授業概要(キーワード)】
運動学,武道文化論,トレーニング科学,生涯スポーツ学,スポーツ心理学,体育原理
【科目の位置付け】
本授業では,スポーツ科学の各種領域における基礎的な理論を包括的に学習する.2年次以降にスポーツ関連の専門科目を学習するための基盤を築くものである.
【授業計画】
・授業の方法
スポーツ科学における6つの異なる領域を専門とする教員がオムニバス形式によって講義を行なう.
・日程
第1回:スポーツ科学における各種領域とその範疇(井上) 第2回:スポーツにおける身体運動の仕組み(井上) 第3回:スポーツ動作の観察と評価(井上) 第4回:文化としてのスポーツ(竹田) 第5回:武道とスポーツの比較(竹田) 第6回:スポーツとドーピング-Anti-Doping-(渡邉) 第7回:スポーツタレントの発掘・育成(渡邉) 第8回:スポーツとエネルギー(渡邉) 第9回: スポーツ社会学の視点と方法(笹瀬) 第10回:スポーツ振興と行政・法(笹瀬) 第11回:エビデンスベイスド・コーチング,エビデンスベイスド・トレーニングのすすめ(池田) 第13回:心の強さをどう評価するか?:アスリートの心理的特性とその育成・強化について(池田) 第13回:スポーツの歴史と概念(佐々木) 第14回:体育とスポーツ(佐々木) 第15回:テスト(井上)
【学習の方法】
・受講のあり方
自身がスポーツを行ったり,観たりした経験と照らし合わせながら受講すると良い.
・授業時間外学習へのアドバイス
事前に授業計画を確認し,関連する文献を参照しておくと良い.
【成績の評価】
・基準
・テストによってスポーツ科学に関する知識の理解度を評価する.また,レポート課題によってスポーツを科学的に考察する基礎的な能力を評価する.
・方法
・スポーツ科学に関する知識の理解度を評価するテスト(50%) ・スポーツを科学的に考察する基礎的な能力を評価するレポート(50%)
【テキスト・参考書】
テキストは特にない.必要な資料や参考文献は適宜提示する.
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