【授業の目的】
技能班別の学習によりアルペンスキー技術の向上を通して,スポーツ技術の獲得や習熟プロセスを解説する.また、自然環境におけるスポーツ実践と安全管理について説明する.
【授業の到達目標】
主にアルペンスキーの技術向上を目指すとともに,スノースポーツ活動に対する理解を深める. 自然環境でのスポーツ活動に対する意義と安全への配慮について理解し,実践できるようになる.
【授業概要(キーワード)】
アルペンスキー,プルークボーゲン,パラレルターン
【科目の位置付け】
この授業は,スポーツ文化コースにおける必修科目であり,スキーを指導する際に必要となる理論と技能を身につけるものである.
【授業計画】
・授業の方法
事前にガイダンスを行う.2月に現地(蔵王温泉スキー場)にて3泊4日の実技を行う.
・日程
学内で実施 第 1回:ガイダンス(講義)
現地で実施(集中授業) 第 2回:技術・能力別班編成(実技) 第 3回:基本的技術の修得(歩行技術)(実技) 第 4回:基本的技術の修得(登行技術:階段登行,ハの字登行)(実技) 第 5回:基本技術の修得(直滑降,プルーク制動滑降)(実技) 第 6回:基本技術の修得(プルークターン)(実技) 第 7回:基本技術の修得(シュテムターン)(実技) 第 8回:パラレル系技術(スキッディングによる大回り系技術)(実技) 第 9回:パラレル系技術(スキッディングによる小回り系技術)(実技) 第10回:パラレル系技術(カービングによる大回り系技術)(実技) 第11回:パラレル系技術(カービングによる小回り系技術)(実技) 第12回:実践滑降技術(新雪滑降技術)(実技) 第13回:実践滑降技術(コブ斜面滑降技術)(実技) 第14回:集団滑降技術(フォーメーションによる集団演技)(実技) 第15回:総合滑降とまとめ(実技)
【学習の方法】
・受講のあり方
技能の向上に努めるだけでなく,指導者の立場になったことを想定し,指導方法や安全管理についても学習する.
・授業時間外学習へのアドバイス
機会を見つけて映像等による動きのイメージ作りをする.
【成績の評価】
・基準
技能到達・習熟度(40%),実習授業に対する参加態度・意欲(60%)
・方法
受講を通してアルペンスキーの技術が向上したか,自然環境でのスポーツ活動に対する安全配慮について理解が深まり,実践できるようになったかを上記の基準から総合的に評価する。
【テキスト・参考書】
特になし
【その他】
・学生へのメッセージ
宿泊費,交通費,リフト代,保険代,スキー用具のレンタル代などの経費がかかる.詳しくはガイダンス時に説明する.
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