【授業の目的】
上級前半レベルの「話す」日本語 授業で必要とされる発話力を身につける。
【授業の到達目標】
(1)データを紹介する、説明する、意見を述べるなど、大学の授業で必要な発話スキルを習得する。 (2)発表に必要なレジュメ、スライドを作ることができる。それらに必要な箇条書きのスタイルを習得する。 (3)アンケートやインタビューに必要な表現を学習し、これらの調査を実施できるようになる。 (4)発表に必要な表現を適切に使い、聞き手の理解を確認しながら、説得力のある発表ができる。
【科目の位置付け】
大学で必要とされる日本語の発話能力のうち、プレゼンテーションに焦点を当てて学習と練習を行う。双方向のディスカッションやディベートは扱わない。
【授業計画】
・授業の方法
必要とされる発話スキルや表現について、テキストを読み理解する。 発表の準備を進め、発表する。 自分やクラスメートの発表を評価する。
・日程
第1回 授業の進め方とガイダンス 第2-4回 課題1 人を紹介する 第5-7回 課題2 データを説明し分析して意見を述べる 第8-11回 課題3 レジュメを作成し発表する 第12-15回 課題4 アンケート調査を実施し結果をまとめ発表する
*各課題は①課題の説明、表現の学習と練習、②自分のテーマを設定し計画をたてる、③発表の準備をする、④発表するという流れで行う。
【学習の方法】
・受講のあり方
辞書を持ってくること。電子辞書も可。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストに目を通しておくこと。 授業で学習した単語や表現を復習し覚えること。
【成績の評価】
・基準
(1)自分の選んだテーマについて説明し意見を述べることができる。 (2)自分の選んだテーマで、レジュメ、スライドを作ることができる。 (3)自分の選んだテーマでアンケートを実施し、結果を分析し考察を加える。 (4)発表の構成や流れを示す表現を適切に使い、聞き手の理解を確認しながら発表することができる。
・方法
参加・態度 15% 発表 85% 授業への出席、積極的に授業に参加し発言したかどうかを考慮する。 4回の発表を行う。発表の日本語と内容を評価する。 全授業数の3分の2以上の出席を必要とする。
【テキスト・参考書】
毎回プリントを渡す。
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