【授業の目的】
表面や界面の科学 液体表面や固体表面の構造や物性が、液中や固体中と異なる場合がある。そのような「表面現象」をどのように考えて説明していくのか、最近の理論を取り込みながら考察する。また、液体や固体表面を分子レベルで測定する技術の発展は目覚しく、これらの技術を理解することが表面を考える上で大変重要な意味を持つ。
【授業の到達目標】
選択的に表面や界面だけを測定できる技術を学ぶ。また、対象とする物質のサイズがサブミクロン以下に小さくなると、表面の寄与がバルクより大きくなってくる。これらナノ物質に共通な、重要となる表面相互作用の基礎を理解することを目標とする。
【授業計画】
・授業の方法
・日程
様々な表面測定法のレビュー。特に、走査型プローブ顕微鏡や電子分光。 ファンデルワールス相互作用、疎水性交互作用、水素結合相互作用の詳細。 電解質中での電荷コロイドの振る舞いを説明する例としてDLVO理論を復習する。
【学習の方法】
・受講のあり方
・授業時間外学習へのアドバイス
【成績の評価】
・基準
・方法
レポートを課す
【テキスト・参考書】
Jacob Israelachvili, "Intermolecular and Surface Forces", 2nd ed., Academic Press, 1992.
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