【授業の目的】
多変数の微分と積分について、理論と計算方法を習得する。
【授業の到達目標】
微分と積分の基本的な定理の証明を理解できると共に、計算が出来るようになる。
【授業概要(キーワード)】
重積分、累次積分、広義積分、変数返還、曲面積、一様収束、微分と積分の順序交換
【科目の位置付け】
本講義は核となる概念や原理を正しく選択し、その上で展開する理論を問題解決に適用することが出来ることを目的としている。
【授業計画】
・授業の方法
教科書の精読を中心に講義を進める。
・日程
本授業は主要なテーマと順序は次のとおりとする。学生の理解度と計算の習熟度に応じて進度を調節する。 1.ガイダンス 2.重積分の定義 3.累次積分(重積分の計算) 4.広義2重積分 5.広義2重積分(続) 6.重積分の変数変換 7.重積分の変数変換(続) 8.まとめ 9.3重積分と曲面積 10.3重積分と曲面積(続) 11.積分記号下の微積分と一様収束 12.積分記号下の微積分と一様収束(続) 13.積分記号下の微積分と一様収束(続) 14.試験とまとめ 15.復習と補足
【学習の方法】
・受講のあり方
テキストを購入し,本文に線を引くなどして活用する。
・授業時間外学習へのアドバイス
1.レポートはレポート用紙で提出する。 2.宿題として指定された問題は必ず行っておく。
【成績の評価】
・基準
教科書における論理と計算が理解できていることを合格の基準とする。
・方法
試験の成績とレポートにより評価する。試験(90点)、レポート(10点)。 詳細は講義中に説明する。
【テキスト・参考書】
テキスト:中村哲男・今井秀雄・清水悟「基礎微分積分学II 多変数の微積分」(共立出版)
【その他】
・学生へのメッセージ
自学自習によって教科書をマスターする姿勢が大切である。
・オフィス・アワー
講義中に連絡する。
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