【授業の目的】
英文読解力を中心に、英語運用能力を総合的に養成する授業である。
【授業の到達目標】
社会、文化、生活について一般的な語彙で書かれた英文を読んで理解できる。基本的な語彙や言い回しで、ある程度まとまった意見を交換したり、書いたりできる。
【授業概要(キーワード)】
考える英語
【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の、実践的な基礎力を養成する。(英語II)
【授業計画】
・授業の方法
英文を朗読した後、文法や語彙の解説をし、内容について感想を交えながら訳読をしていく旧式の英語の授業です。それでも新しいところもあります。それは発表者が教壇に立って行う点です。
・日程
第1回目は座席指定、授業方法説明、次週提出の課題英文配布(毎週)、その後に第1課ジョージ・オーウェルの小説「動物農場」からの抜粋を私が講読する。第2回目は精神科医のエリザベス・キューブラー・ロスの死に向かう患者の観察についての論考。第3回目は皆さんご存じのオー・ヘンリー「取り戻された改心」。かくて第14課のロバート・リンドまで、ここ100年間の14人の名文・思索文が続く。各課はAとBの二つの抜粋文から成り、それぞれに文法分析を中心に、問いが各5問ずつあるが、本文のみを段落ごとに順番に当ててゆき、前に出て来て発表してもらう。各問いは順不同に次々に当てるので予習をしておくこと。
【学習の方法】
・受講のあり方
座席は名簿順に右側の列から5人ずつ1列に。各課6頁構成だが予習を全部してくること。トイレは済ませて、帽子は脱いで着席。居眠り厳禁。進め方に不満や要望がある場合はその場で意見を!
・授業時間外学習へのアドバイス
全部で14課。名品揃いの14作品。大学生の必読本だから訳本があるものは読んでおくこと。
【成績の評価】
・基準
教壇での英語解釈と内容解説の評価。毎週提出の和訳の課題の向上度評価。質問等の積極度評価。
・方法
教科書担当部分の解説60%・課題(宿題)20%・授業参加度20%
【テキスト・参考書】
薬袋善郎 「名文で養う英語精読力」研究社 2015年(ISBN978-4-327-42179-3 C1082)1800円
【その他】
・学生へのメッセージ
気軽に質問、気軽に要望を!
・オフィス・アワー
最初の授業で話します。
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