【授業の目的】
英語でのコミュニケーション能力、特にライティング能力を養成する授業である。ライティングの活動に加え、基本的なコミュニケーション活動として、スピーキング、リスニング等の基礎的活動を含める。
【授業の到達目標】
自分の身の回りのことについて、簡単な句や文を用いて書くことができる。
【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の実践的な基礎力を養成する。
【授業計画】
・授業の方法
英米文化論のエッセイAmerican Pieという教材を用いて次のことをする。(1)授業の冒頭の10分ほどで小テスト。(2)続けて、英語の1 パッセージ(2つくらいの文章で、10-15秒程)を音声のみで1回聞く。直後に、聴き取ったキーワードやキーフレーズをメモする。(3)pair workで、キーワードやキーフレーズの交換をする。以上の作業を繰り返し行い、2段落ほど進む。(4)今聞いた英語の文字テクストが呈示されるので、それを読み、和訳を書く。(5)英語を見ないで、和訳だけを使って、今聞き、読んだ英語をできるだけ正確に再現する。 以上でおよそ60分。 (6)今聞き、読み、書いたエッセイの始まりの文章を同じものとして、それに続く「自由英作文」を3つのセンテンスで構成する。それを10分程度で書く。辞書は使わない。(7)pair workで自分の書いたエッセイをゆっくり朗読しあい、意見交換する。(8)この自由英作文の課題が次回の小テストの課題となるので、復習で自分の英作文をブラッシュアップしておく。
・日程
第1回:オリエンテーション:サンプル授業 第2回:Love It or Leave It 第3回:Please, I'd Rather Do It Myself 第4回:Don't Mess With Texas 第5回:Question Authority 第6回:I Yam What I Am 第7回:Simplify! 第8回:A Woman Without a Man 第9回:You Are What You Eat 第10回:The Less Traveled 第11回:If You Build It, He Will Come 第12回:The Good, the Bad, and the Ugly 第13回:You Can't Go Home Again 第14回:Finding Chaos in Tokyo 第15回:学期末試験
【学習の方法】
・受講のあり方
授業での積極性とpair workでの協調性を重視する。
・授業時間外学習へのアドバイス
復習課題にじっくり時間をかけ、自由英作文を多様な角度から検討しておくこと。 この成果は小テストで毎回測られる。
【成績の評価】
・基準
英語を聞く能力をみる。自分の意見を英語で書き、かつ話せる能力をみる。復習課題への取り組みの姿勢をみる。
・方法
①小テスト:30点(毎回の小テストの平均値) ②期末筆記試験:50点 ③授業への積極度:20点
【テキスト・参考書】
ハンドアウト(プリント)使用
【その他】
・オフィス・アワー
中村隆:木曜日9・10校時
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