日本語上級1(秋)読む(日本語E)(日本語)
 Advanced Japanese 1(Fall Semester) Reading(JapaneseE)
 担当教員:園田 博文(SONODA Hirofumi)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
日本の文化や社会問題に関する様々な見方を一般書や新聞記事を読むことを通して知るとともに、大学で必要な書き言葉の日本語に慣れ、自分の考えを日本語で的確に説明できるようになることを目的とする。

【授業の到達目標】
この演習を履修した学生は、
1)生き方、人生、家族、仕事、エコ、原発、公害などについて書かれた一般書の抜粋や新聞記事に書かれている情報を読み取ることができる。
2)読むために必要な文法・表現を理解し、運用することができる。
3)自国と他国との比較対照を行うことができる。
4)ディスカッションで、その話題についての自分の考えが説明できる。

【授業概要(キーワード)】
読むための文法・表現、情報の読み取り、比較対照

【科目の位置付け】
共通科目 コミュニケーション・スキル2 日本語

【授業計画】
・授業の方法
① 機能語・語彙・表現などを学び、使い方の練習をする。
② 生き方、人生、家族、仕事、エコ、原発、公害などのテーマについて書かれた文章(新聞記事を含む)を読み、内容を読み取り、話し合う。
・日程
第1回 ガイダンス、上級における読解の方法
第2回 目指すのは「本物」
第3回 リスニング「聞く」と「聴く」
第4回 記憶を犠牲、言語が進化?
第5回 はじめての冬
第6回 自分にとっての家族
第7回 江戸時代はエコ時代
第8回 誰もがジャーナリストになれる、中間試験
第9回 原発のない新しい世界に踏み出そうー10万年後の不安ー
第10回 一人ひとりの「私」を活かす
第11回 個と全体ー新しいタイプ「ちよだ」の挑戦ー
第12回 メタ認知とは
第13回 水俣病が21世紀の現代に問いかけること
第14回 発展学習1
第15回 発展学習2、期末試験

【学習の方法】
・受講のあり方
予習・復習を前提に、積極的に授業に参加すること
・授業時間外学習へのアドバイス
次の課の漢字・機能語・語彙・表現などを予習してくる。

【成績の評価】
・基準
中間試験では、学んだ漢字・語彙・表現が適切に使えるか否かを評価する。
期末試験では、初見の文章の読解がどの程度正確にできるか否かを評価する。
・方法
中間試験(40点)、期末試験(40点)、学習意欲(10点)、授業中の積極的な学習態度(10点)の合計点。

【テキスト・参考書】
テキスト:小野恵久子ほか『話す・書くにつながる! 日本語読解 中上級』アルク(2016年刊)、(2000円+税)
<翻訳語彙リスト(英語・中国語・ベトナム語)付き>

【その他】
・オフィス・アワー
水曜日 14時30分~15時30分 園田研究室

g84206008-2018-G1-79118