発展英語B(英語2)
 Advanced English B (English 2)
 担当教員:三枝 和彦(SAIGUSA Kazuhiko),石崎 貴士(ISHIZAKI Takashi)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース
 開講学年:2年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
 e-learning自学自習システム「Reallyenglish Practical English 7」と、教室での対面授業を組み合わせて、英語の運用能力を総合的に養成する授業である。

【授業の到達目標】
(1)比較的高度な内容の英文読解に向けた、リーディングと文法の基礎が身につく。
(2)日常の様々な場面で英語を運用するために必要とされる、リスニング能力の基礎が身につく。

【科目の位置付け】
 大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の実践的な基礎力を、1年次に引き続いて養成する。(発展英語B)

【授業計画】
・授業の方法
 Practical English 7の1レッスンあたりの所要時間は、45分から60分程度であり、各レッスン最後の箇所がテストとなっている。テスト後に正答率が算出され、受講者は指定のスコア(6割以上の正答率)を得れば合格となる。
 受講者は今学期の終了時までに、全体で40レッスン以上を学習して、各レッスンのテストに合格しなければならない。また、これらのレッスンのうち、最低30レッスンは今学期の重点分野である「リーディング」のレッスンでなければならない。学習プログラムは学期の終わりが受講終了日となるよう設定されているので、受講者は各自で計画的に学習を進めて、システム上で示される所定の要件を、受講終了日までに必ずクリアすること。
 対面授業の日程と概要については、初回オリエンテーションで説明する。
・日程
・ 初回オリエンテーション:後期の最初に実施する。日程の詳細については、別途掲示する。初回オリエンテーションでは、受講にあたっての具体的な指示がなされるので、必ず出席すること。
・ 初回オリエンテーション後〜15週目:各人がレベル診断テストを受験後、システム上で自動的に選ばれるレッスンを学習していく。提供されるレッスンは、リスニング、リーディング、文法の3分野からであり、受講者は後期終了時までに、全体で40レッスン以上(そのうち最低30レッスンは「リーディング」分野)を学習して合格しなければばらない。
・ 対面授業:具体的な日程については、初回オリエンテーションで説明する。また、授業と合わせて、e-learning学習に際してサポートを必要とする受講者に、適宜指導をおこなう。
・ 1月31日:Practical English 7の受講終了日。

【学習の方法】
・受講のあり方
 本授業におけるPractical English 7の具体的な使い方は、以下の通りである:
(1)最初にレベル診断テストを受験する(これを受けないと先に進めないので、必ずやること)。
(2)システム上で受講者のレベルに応じたレッスンが、リスニング、リーディング、文法の3分野から選択される。
(3)今学期の重点分野である「リーディング」のレッスンを中心に学習を進めて、できるだけ早い時期に30レッスン以上の受講を終了し、各レッスンのテストに合格する。
(4)並行して、「リスニング」と「文法」分野のレッスンの学習も進める。
(5)受講終了日までに、全体で40レッスン以上を済ませる。
・授業時間外学習へのアドバイス
 Practical English 7は、パソコンでもタブレットでもスマホでも利用可能である。大学や自宅で空き時間を利用して、学習を重ねてほしい。多くのレッスンを一度にまとめてやろうとするのではなく、無理のない計画を考えて自学自習に取り組むことが大事である。
 未修了のレッスンについては、設定期間内のどの時点でも繰り返し受講できるシステムになっており、受講者は各レッスンのテストで6割以上の正答率になるまで、しっかり学習を続けなければならない。また、同一レッスンを複数回受講することも可能なので、受講者は納得がいくまで受講を繰り返して、学習内容の定着をはかることが望まれる。

【成績の評価】
・基準
 評価の主な基準は以下の通り:
(1)比較的高度な内容の英文読解に向けた、リーディングと文法の基礎が身についているか。
(2)日常の様々な場面で英語を運用するために必要とされる、リスニング能力の基礎が身についているか。
 以上の点について、Practical English 7の学習成果と対面授業での学習状況に基づき総合的に評価する。
・方法
 Practical English 7の学習成果に60点、対面授業での学習状況に40点を割り振る。対面授業では中間試験と期末試験を実施し、日頃の学習成果を試す。

【テキスト・参考書】
 前期の発展英語Aに引き続き、Practical English 7を教材として用いる。

【その他】
・学生へのメッセージ
 Practical English 7の教材費は前期支払いのみで、後期も続けて使用可能である。
・オフィス・アワー
金曜日16:20-17:50
石﨑貴士 Tel:023-628-4403 Email<ishizaki@e.yamagata-u.ac.jp>
三枝和彦 Tel:023-628-4827 Email<saigusak@e.yamagata-u.ac.jp>

g84103002-2018-G1-79502