食農教育専門演習(1年後期)
 Special Seminar on Education about Food and Agriculture
 担当教員:大森 桂(OMORI Katsura)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
現代の人々が食と農業の関わりについてより良く理解することをめざし、食農教育を効果的に実践するための教材の開発や指導法に関する専門的知識や技術を習得することを目的とする。

【授業の到達目標】
食農教育の効果的な実践のために留意すべきことを説明できる。【知識・理解】
食農教育のための教材を具体的に創造できる。【技能】

【科目の位置付け】
この授業は、演習を通して、食農教育を効果的に実践するための教材の開発や指導法に関する専門的知識や技術を習得するものである。

【授業計画】
・授業の方法
前期の演習をふまえ、基本的な概念をあらためて理解した上で、先駆的事例を参考にしつつ、受講生自らが調査・計画・教材制作に取り組み、教育実践を演習する。
・日程
第1回目 ガイダンス(講義の日程と進め方)
第2回目 食農教育で取り扱うべき内容の検討
第3回目 食農教育の実施体制の理解
第4回目 学習者の特性に応じた教育の計画
第5回目 食農教育の全体計画と細案、長・中・短期目標の設定
第6回目 教育効果の評価方法の検討
第7回目 食農教育の実際を知る
第8回目 食農教育の視察
第9回目 教材制作の計画
第10回目 教材制作のための調査
第11回目 教材制作
第12回目 教育実践の準備
第13回目 教育実践と相互評価(Aグループ)
第14回目 教育実践と相互評価(Bグループ)
第15回目 授業のまとめ(試験を含む)

【学習の方法】
・受講のあり方
演習内容をノートに書き取り、疑問点を更に自分で調べたり積極的な質問や討議への参加を心掛け、演習内容の理解の定着・深化に努める。協力して班活動に取り組む。
・授業時間外学習へのアドバイス
日頃から食農教育に適すると思われる題材や方法について情報収集をしておく。班内の役割分担などを適切に行い、協力して作業を進める。

【成績の評価】
・基準
食農教育のための適切な教材を制作することができることを合格の基準とします。
・方法
教育実践のレポート50%、小テスト25% 発表等受講態度25%

【テキスト・参考書】
授業の中で適宜資料を配布します。

【その他】
・学生へのメッセージ
皆さんの斬新なアイディアで、楽しい食農教育の教材を一緒に創造したいと思っています。
・オフィス・アワー
ガイダンス時に連絡します。

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