【授業の目的】
安全な農産物を生産に取り組んでいくため、必要な園芸学の基礎知識を習得することを目的とする。
【授業の到達目標】
１）園芸生産における一般的な生産技術と利用を述べることができる。【知識・理解】
２）主要な果樹、野菜、花卉の特性について、生育環境や作型との関係を交えながら説明できる。【知識・理解】
３）3年次開講の園芸分野各科目（果樹園芸学、野菜園芸・施設学、花卉園芸学）を理解するための準備をすることができる。【態度・習慣】
【授業概要（キーワード）】
野菜，果樹，花卉，園芸，環境
【科目の位置付け】
この授業は、安全な園芸生産物の生産に必要な基礎科学と基礎技術に関する知識を身につけるものである（安全農産物生産学のカリキュラム・ポリシー）。
【授業計画】
・授業の方法
3期に分け、果樹園芸学、野菜園芸学、花卉園芸学について、それぞれの担当教員による講義をおこないます。
・日程
第１回：園芸とは（西澤）
第２回：園芸植物の学名（西澤）
第３回：主要な野菜の作型（西澤）
第４回：野菜の生育環境（西澤）
第５回：野菜の基本的な形態、生理･生態的特性（西澤）
第６回：花卉園芸の概要（小笠原）
第７回：花卉の基本的な形態、生理･生態的特性（小笠原）
第８回：花卉の開花調節（小笠原）
第９回：主要な花卉の特性（小笠原）
第10回：育種と繁殖（小笠原）
第11回：果樹の基本的な形態、生理･生態的特性（平）
第12回：主要な果樹の特性（1）（平）
第13回：主要な果樹の特性（2）（平）
第14回：園芸作物の収穫後の生理学（平）
第15回：園芸における人間･植物関係学（平）
【学習の方法】
・受講のあり方
配布資料のほか、板書やパワーポイントにより重要な事項を説明するので、話をよく聞いてノートをとること。
・授業時間外学習へのアドバイス
各種参考書などを事前に読んでおいて下さい．
講義ノートや資料と各種参考書で十分に復習して下さい．
【成績の評価】
・基準
園芸一般および果樹、野菜、花卉の各分野に関する基本的な事項について正しく理解し適切に説明できることを合格の基準とする。各教員の担当する回数の2/3以上出席すること。
・方法
担当教員ごとに筆記試験を課し（各100点）、その平均をもって評点とします。
【テキスト・参考書】
参考書
園芸学会東北支部編、「育む。」、2015
金浜耕基編、「園芸学」、文永堂出版、2009
荻原 薫編、「図説園芸学」、朝倉書店、2006
【その他】
・学生へのメッセージ
公務員試験等を受験する人には必須科目です．
果物や野菜や花を食べたり眺めたりするだけでなく、育てることにも興味を持ってもらえれば幸いです。
・オフィス・アワー
時間と各教員の連絡先は、4月の進級ガイダンス時に掲示します。
メールでアポをとってもらえれば確実です。
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