【授業の目的】
森林科学コースの各分野に関係のある英文書籍・文献等(和文文献を含む)を用いてセミナーを実施する。
【授業の到達目標】
卒業論文研究のための国内外の基礎的かつ応用的な知識を学習し、問題意識を高める。 【技能】
【授業概要(キーワード)】
卒業研究、文献購読、セミナー形式、プレゼンテーション、ディスカッション
【科目の位置付け】
森林科学コースのCP1(1)、1(2)、1(3)、1(9)に関連する。
【授業計画】
・授業の方法
教員からの一方通行の授業でなく,分野ごとに、学生の発表・質疑応答によって授業(セミナー形式)を進めて行く。
・日程
各分野に分かれて演習は進められる。15回分の演習について以下のテーマにあわせて用意された文献を購読しながら進められる。
(1)森林保全管理学分野 生物多様性の保全、野生動物の生態管理に関する文献講読 (2)森林資源利用学分野 森林資源の利用、森林内の化学物質の役割に関する文献講読 (3)林政学分野 森林資源政策、地域研究に関する情報収集と文献調査 (4)森林影響学分野 流域環境の保全・再生、海岸砂防林の保全に関する文献講読 (5)森林生態学分野 森林の維持再生メカニズム、樹木生理に関する文献講読 (6)流域保全学分野 荒廃した森林生態系の修復、持続可能な森林管理に関する文献講読 ※ 分野は変更となる可能性があります。
【学習の方法】
・受講のあり方
具体的内容は各研究室の指導教員が1回目のガイダンスにて個別に指示する。
・授業時間外学習へのアドバイス
(1)予習のあり方 文献の要約。 (2)復習のあり方 ディスカションの結果を各自の研究にいかすこと。
【成績の評価】
・基準
卒業研究を進めるうえで必要とされる英語力が身についているかどうかを合格の基準とする。
・方法
セミナーへの参加意識(発言回数、発言内容) 50点 セミナーにおける発表内容 50点
【テキスト・参考書】
各テーマに沿った英語で執筆された論文や専門書などについて、各分野の指導教員が適宜紹介する。
【その他】
・学生へのメッセージ
卒業年次における卒業論文作成のための重要科目(コース必修科目)であり、森林科学コースの学生は必ず履修すること。また、同学期開講の「森林科学応用演習-Ⅱ」も同時に履修すること。
・オフィス・アワー
指導教員に尋ねること。ただし、長時間(およそ30分以上)を要する場合は、事前にメール等で連絡をすることが望ましい。
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