【授業の目的】
1 中国に関して多角的な視野を身につけ、理解を深めることで、グローバル社会に必要な多文化間の相互理解に貢献できる能力を身に付けることを目的とする。 2 中国に関するテーマを通して、プレゼンテーションの技術を向上させることを目的とする。
【授業の到達目標】
現代中国論演習を履修した学生は、 1 中国の政治、社会、外交、文化について包括的かつ正確な情報を得ることができる。 2 プレゼンテーションの能力を高め、実社会で役立てることができる。
【授業概要(キーワード)】
中国概論、異文化理解、中国文化
【科目の位置付け】
グローバル社会で活躍するために必要な知識と教養を身につけ、他者や異文化への柔軟な理解力を養成し、国際地域社会に関する高度な専門知を養うものである。
【授業計画】
・授業の方法
学生の発表を中心に進めていく。(1)自由なテーマを選び、そのテーマについて(2)調べ、(3)レジュメにまとめ、(4)PPTを作成し、(5)発表し、(6)質疑応答に対応する。 その他に、フィードバックメモに、(1)論点、(2)発言内容、(3)次回への反省、(4)これまでの反省をどう生かしたか等をまとめる。このメモは毎回ファイリングすることで、15回の授業終了時に自分の「成長」を目で見て確認する。
・日程
日程(参加人数によって多少の変更あり)
1 講義の進め方とガイダンス。テーマ選定。
2−3 プレゼンテーションの方法:調査、資料収集、構成の作り方、レジュメ作成、発表方法、PPT作成、質疑応答(各自のテーマに沿う形で具体的に説明)。
4−8 構想発表:1人5分、質疑応答15分、1回4人程度。
9−14 本発表:1人10分、質疑応答30分、1回2人程度。
15 反省会:各自のフィードバックメモをまとめ、自分の成長内容を報告。
【学習の方法】
・受講のあり方
1 色々なテーマについて興味を持ち、視野を広める。 2 積極的に発言し、質疑応答に慣れる。 3 プレゼンテーションの技術を磨くよう努力する。
・授業時間外学習へのアドバイス
1 自分のテーマについてきちんと調べ、まとめる。 2 他人にわかりやすいプレゼンテーションを準備する。 3 身の回りの情報に敏感になる。
【成績の評価】
・基準
以下を満たしていることを合格の基準とする。 1 自分の選んだテーマについて十分に掘り下げ、理解を深めている。 2 誰もが理解しやすいプレゼンテーションを行うことができる。 3 他人の発表について適切に質疑応答し、議論を交わし、コミュニケーションできる。
・方法
1 プレゼンテーション内容(レジュメ、発表、質疑応答)50% 2 授業への参加態度(議論に積極的に参加しているかどうか)30% 3 フードバックメモ20%(毎回、回収してチェックします)
【テキスト・参考書】
それぞれのテーマに応じた参考書を紹介します。参考文献の一例は以下の通り: 鄭麗芸『日中比較文化論』駿河台出版社。 黄強『中国の祭祀儀礼と信仰』第一書房。 千野拓政他編『東アジアのサブカルチャーと若者のこころ』勉政出版。 遠藤誉『中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす』日経BP。 国分良成他編『民族で読む中国』朝日選書。 川名英之『世界の環境問題7 中国』緑風出版。
【その他】
・学生へのメッセージ
中国の文化、社会、政治、どれも非常に興味深いテーマです。好きなテーマを選び、プレゼンの素材にしてください。授業を通してテーマへの理解を深め、プレゼンも上手になりましょう。
・オフィス・アワー
(水)12:30ー14:20 (それ以外でも、事前にメールをいただければいつでも大丈夫です) 連絡先:izumi@human.kj.yamagata-u.ac.jp *メールには必ず件名をつけてください。件名がないメールはゴミ箱に直行することがあります。
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