【授業の目的】
国際貿易の理論が誕生してから今に至るまで、国際経済学も国際貿易自体も大きな発展を遂げてきました。新しい形で発展した貿易の、既存の理論が説明できない部分を説明するために新しい理論が今も生まれています。本講義では、新しい貿易理論を学び、今の国際貿易について実証的に分析を行うことで理解を深めていきます。
【授業の到達目標】
基本的な貿易理論について説明できる。 新しい国際貿易の理論について説明できる。
【授業概要(キーワード)】
クルーグマンモデル、メリッツモデル、レオンチェフモデル、付加価値貿易、環境問題
【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラムマップ」を参照し、よく理解した上で履修してください。
【授業計画】
・授業の方法
講義資料を配布し、スライドと板書を併用して講義を進めます。
・日程
第1回 ガイダンス、講義内容について 第2回 国際経済学の理論 第3回 新貿易理論 第4回 新貿易理論 第5回 新・新貿易理論 第6回 新・新貿易理論 第7回 グラビティモデル 第8回 付加価値貿易とグローバルバリューチェーン 第9回 付加価値貿易とグローバルバリューチェーン 第10回 付加価値貿易とグローバルバリューチェーン 第11回 付加価値貿易とグローバルバリューチェーン 第12回 国際貿易と環境 第13回 国際貿易と環境 第14回 国際貿易と環境 第15回 試験
【学習の方法】
・受講のあり方
板書や授業スライドの内容だけでなく、口頭での説明もメモしておくと復習に役立ちます。
・授業時間外学習へのアドバイス
なるべく要点を押さえた資料を作成しますが、参考図書を読むことでさらに理解を深めることができます。また、国際経済学aにおける範囲を復習しておくと理解しやすくなります。
【成績の評価】
・基準
講義の理解度を評価基準とします。
・方法
試験100%で評価します。
【テキスト・参考書】
清田耕造他著 『実証から学ぶ国際経済』 有斐閣 (2017) 猪俣哲史著 『グローバルバリューチェーン 新・南北問題へのまなざし』 日本経済新聞出版社(2019) P. R. クルーグマン他著(山形浩生他訳) 『クルーグマン国際経済学 理論と政策(原書第10版)上・貿易編』 丸善出版(2017)など
【その他】
・学生へのメッセージ
国際経済学bでは、国際経済学aで学んだ国際貿易の基礎理論を踏まえて講義を行っていきます。国際経済学aを受講している事が望ましいですが、受講していない生徒にも理解できるような講義にしますので、主体的な参加をお願いします。
・オフィス・アワー
意見・質問等がある場合は授業前又は後で直接受付ます。
|