企業課題解決型実践演習a(コヤマ)
 Project Based Learning
 担当教員:吉原 元子(YOSHIWARA Motoko)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科経済・マネジメントコース
 開講学年:2年,3年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
本演習の目的は、専門知識を応用し課題解決につなげるための実践力を養成することです。(株)コヤマに協力していただき、経営の現場にいる方から直接、経営課題の説明や助言を受けながら、グループワークを通じて実現可能な課題解決策を導き、企業に提案します。

【授業の到達目標】
(1)知識を整理して問題が何であるかを把握できる(知識・理解)
(2)問題に合った解決策を、グループワークによって提案できる(技能)
(3)ビジネスに対する興味・関心を深める(態度・習慣)

【授業概要(キーワード)】
PBL アクティブラーニング フィールドワーク 企業経営

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
企業の経営課題を調査やフィールドワークを通じて理解し、グループワークによって解決策を考え、企業に提案します。
・日程
以下の流れで、企業の具体的な経営課題に対する解決策を検討する予定です。4以降はグループ単位で行います。
1.オリエンテーション
2.企業がもつ課題を知る(1)
3.企業がもつ課題を知る(2)
4.解決策の方向性を明確にする
5.解決策提案までの工程表(調べること・すること・分担・準備)を作る
6.工程表にそって必要な情報を収集する(調査・フィールドワーク)
7.収集した情報を整理する
8.収集した情報を提案に活用する
9.提案用資料の作成
10.企業への提案(中間プレゼン)の準備
11.企業への提案(中間プレゼン)
12.中間プレゼン結果の分析、改善、修正
13.企業への提案(最終プレゼン)の準備
14.企業への提案(最終プレゼン)
15.振り返り

【学習の方法】
・受講のあり方
演習に能動的に参画する姿勢が大切です。具体的には、必要な資料を事前準備する、企業の方に積極的に質問する、グループに貢献する意識をもつことなどです。
・授業時間外学習へのアドバイス
(予習のあり方)事前準備が必要な資料を集めるようにしてください。
(復習のあり方)グループワークやプレゼンテーションの反省点をまとめておいてください。

【成績の評価】
・基準
グループワークやフィールドワークへの参加状況、プレゼンテーションから、知識の習得度合い、理解の度合い、主体的な参加の度合い、汎用的技能の修得の度合いのそれぞれの項目について判定し、その合計点を用いて判定します。
基準は、
(1)知識を整理して問題が何であるかを把握し、記述および発表することができる。
(2)実践的な解決策を、グループワークによって提案できる。
(3)周囲や企業の方と協力して能動的に取り組むことができる。
・方法
以下の合計点をもって評価します。
1)グループワークとフィールドワークへの参加状況(70%)
2)プレゼンテーションの内容(30%)

【テキスト・参考書】
事前のテキスト・参考書として個別に指定するものはありませんが、必要な資料やプリントを授業ごとに配布し、授業進度、学生の理解に合わせて、適宜、指定します。

【その他】
・学生へのメッセージ
プレゼンテーションやグループワークが中心の授業ですから、積極的に参加してください。また、村山市にあるコヤマに見学に行く際の交通費がかかります(1回)。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答えるオフィスアワーは、人文1号館3階吉原研究室にて、木曜日12:30~14:30の間に設けます。 上記の時間以外でも在室時は質問などに対応します。

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