山形大学って何だろう?(山形から考える)
 What is YAMAGATA University? (Thinking Outside Yamagata)
 担当教員:山本 陽史(YAMAMOTO Harufumi)
 担当教員の所属:山形大学
 開講学年:1年,2年,3年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
あなたは山形大学のことをどのくらい知っていますか? そんな問いに対してあなた自身が答えを出す授業です。
 「山大生の皆さん自身が山形大学のなりたちや現在の姿を調べ、その魅力を外部に広く発信」していきます。具体的な発信方法は以下の通りです。
1.2019年8月2日(金)開催予定の工学部オープンキャンパス、8月3日(土)開催予定の小白川キャンパスオープンキャンパスで保護者向けに説明会を運営し、その中で山形大学についてのプレゼンテーション】を行います。
2.「パンフレット『山形大学って何だろう? 2020』を編集・出版し、来年度の新入生全員や高校に配付」します。
3.授業時間内に小白川キャンパスを訪問する高校の生徒やPTA会員に対してキャンパスを案内したり、山形大学についてプレゼンテーションをしたりします。
4.上記以外に、ジュニアキャンパス(小白川キャンパスの中学生向け大学開放行事)のサポート、近隣の高校等に出向いて高校生の課題学習の手伝い等をお願いする場合があります。

【授業の到達目標】
1.(大学1年生程度)山形大学の成り立ちや現状と、大学が地域に占める役割を深く知り、山大生であることの自覚を高め、自らの行動を律する社会性を持つことができる。【知識・理解】
2.(大学新卒度の社会人と同等程度)グループワークの中で、他者と協調しつつ各自の役割をきちんと果たせる。【態度・習慣】
3.山形大学についての情報を社会に明確に発信できる。【技能】
4.(大学新卒度の社会人と同等程度)情報収集・スケジューリング・プレゼンテーション・文書作成・書籍編集ができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
学生主体型授業(アクティブ・ラーニング)◎、山形大学、情報収集、情報発信、交渉術

【科目の位置付け】
大学の理念「人間性」にある「幅広い教養を身につけ、高い倫理観を持ち、豊かな人間性を備えた人材」をめざす授業です。

【授業計画】
・授業の方法
この授業はグループワーク・プレゼンテーションなど学生が主体的に参加する学習活動を含みます。活動内容は授業により異なります。受講生がリサーチャー・プレゼンター・エディターを担う学生主体の授業です。教員はプロデューサー・コーディネーター・アドバイザーの立場に(できるだけ)徹します。前半は山形大学についての情報収集(インタビュー取材、アンケート調査、インターネットでのリサーチ、文献調査など)、後半はオープンキャンパスのプレゼンテーションの準備と書籍編集作業を中心とします。授業終了後も他のキャンパスや、社会で広く活躍する卒業生へのインタビュー取材(旅費は支給します)や書籍の編集作業が入ります。
・日程
1~13 内容決定・担当分担決め・スケジューリング・取材依頼・調査・取材・原稿執筆・プレゼンテーション準備・書籍編集・随時山大訪問者にプレゼン・校正の練習 14・15 オープンキャンパスプレゼンリハーサル

【学習の方法】
・受講のあり方
この授業はグループワーク・プレゼンテーションなど学生が主体的に参加する学習活動を含みます。活動内容は授業により異なります。
以下に参加できることが履修のための条件です。
1.2018年8月3日(金)開催予定の工学部オープンキャンパス、8月4日(土)に開催予定の【小白川キャンパスオープンキャンパスで行う保護者向けプレゼンテーションに発表者あるいは運営スタッフとして参加】できること。
2.後期も2019年3月ごろまで断続的に行われる取材や書籍編集作業に参加できること。
・授業時間外学習へのアドバイス
取材や編集、プレゼンテーションの準備などは授業時間以外、終了後にも作業が必要になります。その労をいとわずじっくり取り組む心構えを持って下さい。そうすれば必ず大きな成果を生みます。

【成績の評価】
・基準
1)山形大学の成り立ちや現状を理解する。
2)山大生であることの自覚を高め、自らの行動を律する社会性を持つことができる。
3)グループワークの中で、他者と協調しつつ各自の役割をきちんと果たせる。
3.山形大学についての情報を社会に的確に発信できる。
4.(大学新卒度の社会人と同等程度)情報収集・スケジューリング・プレゼンテーション・文書作成・書籍編集ができる。
・方法
プレゼンテーションの成果と、書籍編集に各自が果たした役割を自己申告したレポート、また、この授業を通してどのくらい成長したかを自己評価したレポートを基本に、教員の観察を含めて評価します。
プレゼンテーションの成果 30%/役割自己申告レポート 30%/成長度自己評価レポート 40%

【テキスト・参考書】
テキスト:なせば成る!編集委員会編『なせば成る! スタートアップセミナー 学習マニュアル 三訂版』ISBN:978-4-903966-29-8 \800円+税
参考書:入学時に配付された『山形大学って何だろう? 2019』

【その他】
・学生へのメッセージ
この授業は特に以下のようなあなたへの特効薬です。センター試験の成績とか、地元だからだとか、周囲の勧めでとか、自分の意思よりも別の理由で入学した人/入学したけれど正直「ちょっと不本意」と思っている人/大学に入る目標が実現してしまったので実は次の目標が見つからない人/せっかくだから自分が学ぶ大学のことを知りたいけれどどこから手をつければいいのかわからない人・・・えいやっとまとめると、何かもやもやした気分を持っている山大生のあなた、自分が学ぶ山形大学について深く知ることですっきりした気分になりましょう。もちろん山形大学について一通りの知識はあるけれど、さらによく知りたいという意欲を持っているあなた、さらにプレゼンテーション能力を伸ばしたいあなた、書籍編集を通して得意(あるいは苦手?)な文章・写真・イラストの才能を発揮したいと思っている方も歓迎です。
・オフィス・アワー
金曜1・2校時 e-mail:yamaharu@yz.yamagata-u.ac.jp

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