【授業の目的】
理学部の必修科目である本授業では、週に2回講義を行い、集中的に1変数関数の微分法について習得することが目的である
【授業の到達目標】
微分積分の基礎的概念を理解できること、微分の計算ができることを目標とする
【授業概要(キーワード)】
数列、極限、連続性、微分、導関数
【科目の位置付け】
理学部の学生に対し、必修科目である本授業を通して、微分積分学の基礎学力を身に着けることをねらいとする
【授業計画】
・授業の方法
基本的には、指定教科書に沿って講義を行う。また、講義時間内での問題演習も適宜行う
・日程
本講義の主要なテーマと順序は次のとおりとする。学生の理解度と計算の習熟度に応じて進度を調整する 1.ガイダンス 2.数列と関数の極限 2.数列と関数の極限(続) 3.微分係数と導関数 4.微分係数と導関数(続) 5.三角関数とその導関数 6.三角関数とその導関数(続) 7.指数関数と対数関数の増減 8.指数関数と対数関数の増減(続) 9.まとめ 10.平均値の定理 11.平均値の定理(続) 12.高次導関数と関数の展開 13.高次導関数と関数の展開(続) 14.まとめと試験 15.復習と補足
【学習の方法】
・受講のあり方
テキストを購入し,本文に線を引くなどして活用する。板書で重要な点をノートに書きとめ、復習に役立てる
・授業時間外学習へのアドバイス
レポートはレポート用紙で提出するものとし、宿題として指定された問題は必ず行っておくこと
【成績の評価】
・基準
微分積分の基礎的概念を理解できていること、微分の計算ができることを合格の基準とする
・方法
試験とレポートの成績により評価する。試験(90点)、レポート(10点) 詳細については講義中に解説する
【テキスト・参考書】
テキストとして山形大学数理科学科編「微分積分入門」(裳華房)を使用する。
【その他】
・学生へのメッセージ
自学自習によって、教科書をマスターする姿勢が大切である。特に、高校で数三を学んでいない学生は、しっかり時間をとって学ぶように
・オフィス・アワー
板書をノートにとらず、写真で済ます学生が増えているが、手を動かすことに意義があることを留意してもらいたい。授業時間外に質問に答える「オフィースアワー」を理学部2号館5階佐野研究室にて、火曜12時から13時の間に設けます。
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