【授業の目的】
山形市は霞城公園を中心とした城郭の名残がある都市です。これから大学生活を過ごす地域の魅力をみずから発見し、歴史的な、文化的な物の見方、文化財や景観から情報を取得し調査する方法、比較方法を身につけます。
【授業の到達目標】
課題発見能力,課題探求能力,プレゼンテーション能力,コミュニケーション能力,行動力,社会性の基礎的な力を身につけること。
【授業概要(キーワード)】
山形、歴史民俗資料学、学生主体形授業(アクティブラーニング) (▲フィールドワーク、▼グループワーク、△発表、★事前学習、○課題探求)
【科目の位置付け】
本授業は、地域にある歴史や文化財に関する調査、情報収集、観察、など基礎的な方法を学ぶとともに、地域フィールドワークの実践などを学ぶ基幹科目です。
【授業計画】
・授業の方法
・授業方法 基礎的な内容を講義した後、フィードワークの計画をたてます。その計画に基づき実際に山形市中心街をフィールドワークしてもらい、レポート、発表をしてもらいます。 学生が主体となって山形市内を調査する講義です。
・日程
・日程(火曜5、6限 13:00~14:30) 1、オリエンテーション 2、山形の城下と絵図、地図、班編制 3、フィールドワーク1(大学周辺) 4、フィールドワーク計画の作成(グループワーク) 5、フィールドワーク2(城下) 6、フィールドワークの結果をまとめる 7、みずからの関心事項の調査 8、みずからの関心事項の発表(レポート提出) 9、フィールドワーク3(城下追調査) 10、調査場所で興味があった事項を調査、まとめ 11、発表計画 12、発表作成1 13、発表作成2 14、城下の魅力を発表 15、リフレクション
【学習の方法】
・受講のあり方
積極的に町へ飛び出してください。現代では様々なツールでの情報収集が可能になっています。手持ちのスマートフォンなどを活用しながら、写真や、位置データ、などを利用し、情報化する手法を事前に予習してください。
・授業時間外学習へのアドバイス
グループでの発表に向けて積極的に集まり、発表の構想や、追加調査を実施してください。
【成績の評価】
・基準
1)計画書や、フィールドワークを実施した後のフィールドノートのまとめ方などの活動報告が期限通りに提出されているかどうか。 2)発表は個人によるグループ内での発表とグループによる全体発表の2回を評価対象とし、他者への認知、理解度を評価の基準とします。
・方法
・方法 1)平常点(参加度) 30 計画書、活動報告、フィールドノートなど 2)レポート 30 3)発表 40
【テキスト・参考書】
テキスト 適宜山形市に関するプリントを配布します。 参考文献 『山形市史』、『山形民俗』
【その他】
・学生へのメッセージ
・学生へのメッセージ 「あるく・みる・きく・かんがえる」ことで今までの学校生活では体験した事ない知的探究心を育むことになります。 自身で壁作らず、挑戦してみください。歴史民俗資料学、調査方法が学べる講義です。ぜひ受講してみください。
・オフィス・アワー
調査研究等で不在になる場合があります。適宜対応致しますが、事前にアポイントをとっていただくことを推奨します。taka.abe@cc.yamagata-u.ac.jp(基盤1号館2階阿部研究室)
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