【授業の目的】
人の体の仕組みについて、生物学的な視点からの理解を目的とします。
【授業の到達目標】
人が生きていくために体の各部分がどのように働いているのかを理解し、説明することができるようになる。 現在開発されている再生医療、生殖医療等の先端医療技術をいかに利用していくべきかを考えられるようになる。
【授業概要(キーワード)】
人 細胞 再生医療 生殖医療
【科目の位置付け】
生命科学を専攻しない者でも備えておくべき自分の体についての知識を習得することを目的とする科目です。
【授業計画】
・授業の方法
各テーマについてプリントを配布し、パワーポイントを用いて解説を行います。 授業内容と関連したニュースなどを紹介します。 DVDの映像などを用いることで理解を深めます。 授業の最後に、簡単な課題を出します。
・日程
第1回目 ガイダンス 第2〜3回目 細胞と幹細胞 第4回目 再生医療と幹細胞 第5〜6回目 遺伝子 第7〜8回目 生殖と発生 第9〜10回目 脳と神経 第10回目 呼吸 第11〜12回目 心臓、血管、血液 第13回目 免疫 第14回目 体内時計 第15回目 まとめと試験
【学習の方法】
・受講のあり方
プリントに必要事項を書き込んで自分用の資料を完成させてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
課題に十分な回答ができなかった部分に関しては参考書等で確認してください。 テレビ、新聞、ネットなどでは、授業内容と関連したニュースを注意してみてください。 興味を持った分野に関しては参考書等を読んでみてください。
【成績の評価】
・基準
人の体の仕組み、先端医療技術について適切に説明できることを合格の基準とします。 授業の内容を他の人に簡単に説明できるようになることを目指して下さい。 個々の単語を暗記していることよりも、全体の流れを理解していることを評価します。
・方法
平常点40点+試験60点の計100点で評価します。 平常点は出席と提出課題をもとに評価します。
【テキスト・参考書】
授業で必要なプリントを配布します。 参考書 「大学で学ぶ身近な生物学」羊土社 「やさしい基礎生物学」羊土社 「現代生命科学 第2版」羊土社
【その他】
・学生へのメッセージ
一般コースとして開講します。 文系学部所属の人、高校で生物を履修していない人にもわかるように話をします。 理系学部所属でも、個体レベルの生命科学の基本的な知識の習得を目的とする人は対象になります。 専門的な知識の習得を求める人には授業内容が易しすぎて適当ではない場合もありますので注意して下さい。 後期開講の「人の体の仕組み」(生物科学)時間割コード:79373と重複して履修することは出来ません。
・オフィス・アワー
質問には在室中随時対応します。会議や出張等で不在にすることもあるため、確実に面談したい場合は事前に予約をお願いします。連絡先は、初回の授業でお知らせします。
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