ロバスト制御理論
 Robust Control
 担当教員:村松 鋭一(MURAMATSU Eiichi)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)応用生命システム工学分野
 開講学年:1年,2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
古典制御,現代制御につづく発展的な制御理論として,ロバスト制御などを講義する.
制御対象のモデル化誤差はモデルに基づいて設計した制御系の安定性に影響を及ぼすが,近年,モデル化誤差に対してロバストな制御系の設計理論が発展してきた.本講義ではロバスト制御,H無限大制御などのシステム制御理論ついて講義する.

【授業の到達目標】
ロバスト制御の考え方,ロバストな制御系設計法の基礎を理解できるようになる.

【授業概要(キーワード)】
システム制御理論,ロバスト制御,H無限大制御

【科目の位置付け】
古典制御,現代制御につづく発展的な制御理論として位置づけられる.

【授業計画】
・授業の方法
授業の計画(授業の方法)として,理論の基礎を教えるとともに,演習問題も課す.
・日程
1~8 古典制御,現代制御,制御対象のモデル化誤差と制御系,ロバスト制御,H無限大制御,
9~14 最近の制御理論とその数学的基礎
15 期末試験とまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
受講のあり方としては,数式に惑わされず,本質的な考え方を理解すること.
・授業時間外学習へのアドバイス
プリントを読んでおく
ノート,プリントを読み返す.
関連する参考文献を読んでみる

【成績の評価】
・基準
基本的な考えを理解していること,基本的な計算ができることを合格の基準とする.
・方法
演習問題の提出10点と期末試験90点,合計100点満点により評価.
3分の2以上の出席回数を必要とする.

【テキスト・参考書】
テキスト等は使用しない。担当教員の指示に従い,実習に取り組むこと。

【その他】
・学生へのメッセージ
学部の授業で制御工学I(古典制御),制御工学II(現代制御)を履修し,伝達関数,状態方程式の基礎知識を有していることを前提として授業します.
・オフィス・アワー
オフィスアワーとしては,水曜日,16:00~17:00とするので,質問等があれば直接たずねること.

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