【授業の目的】
機械システム工学関連各専門分野における各種研究課題について実験を行う。 専門分野の研究に必要となる実験装置、計測機器、情報処理等についての知識と技術を系統的に修得し、研究課題についての実験を行うことで研究を計画的に実行できる能力を養成する。
【授業の到達目標】
機械システム工学専攻の教育目標を養成する科目である。具体的には、研究課題についての実験を行うことで、研究を計画的に実行できる能力を養成する。
【授業概要(キーワード)】
機械システム工学の主要分野(材料と構造、運動と振動、熱・エネルギーと流れ、情報と計測・制御、設計と生産・管理、機械とシステム)における実験
【科目の位置付け】
修士論文作成の柱となる科目である。(ただし、フレックス大学院所属学生は、博士前期課程および後期課程の一貫した研究を遂行するための基礎となる科目であり、修士論文を作成しない。)
【授業計画】
・授業の方法
指導教員の個別指導のもと研究課題の意義・目的について充分吟味する。その後、具体的な研究課題を設定し、その課題について計画的かつ自主的に実験研究を行う。
・日程
1年の前期・後期、2年の前期・後期の通年にわたって実験を行う。
【学習の方法】
・受講のあり方
機械システム工学に関連する各専門分野において、学生自ら創意工夫をして、設定した研究課題についての実験研究を遂行する。指導教員や他大学・企業の研究者とのディスカッションも積極的に行うこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
定期的に実験結果をまとめ、目標の設定を行うこと。次にどのような実験を行うべきか検討し研究の計画を立てる。 問題点や未解決の事柄等,今後の課題を明らかにする。また,実験結果について充分な考察を行うこと。他の研究者とのディスカッションを積極的に行うこと。
【成績の評価】
・基準
指導教員が定期的に研究成果を評価する。また、最終成績は修士論文の公聴会の時期に合わせて、材料・構造、熱・流体エネルギー,およびデザイン・ロボティクスの各専門分野の教員と質疑討論し、その結果を参考に総合的に評価する。
・方法
指導教員と機械システム工学分野教員が合議をして成績を評価する。
【テキスト・参考書】
テキスト・参考書等は、個別の研究課題に関連する学術論文や専門書とする。
【その他】
・学生へのメッセージ
常に他の研究者とディスカッションすることを心がけること。 自分の考え(アイデア)を大切にして研究計画をたて,実験研究を行うこと。
・オフィス・アワー
オフィスアワーについては、各指導教員のオフィスアワーを参照すること。
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