【授業の目的】
学界に寄与する優れた研究の推進あるいは先端的な技術開発の貢献等によって、研究者・高度専門職従事者として十分自立して活動するために必要な、大学院修了後のキャリアパスについて学ぶ。
【授業の到達目標】
大学院生が自身のキャリアについて考察し、それを実現するためにどのような能力を獲得すべきかについて主体的に考えるキャリア・マネジメント力を身につけるようになる。
【授業概要(キーワード)】
キャリアパス キャリア・マネジメント
【科目の位置付け】
大学院基盤共通科目として、大学院生として自らのキャリアについて主体的に考察し実現する能力を習得する。
【授業計画】
・授業の方法
大学・産業界・行政などの最先端分野で活躍する方々をゲストスピーカーとして招き、大学院修了後のキャリアパスを考えるための事例を学ぶ。さらに講義のほか受講者間のディスカッションやグループワークを通じ、自らのキャリアパスを実現するためのあり方についての考えを深める。
・日程
第1回 イントロダクション この講義の目的、到達目標等に関する説明 大学院修了後のキャリアパスに関する概要説明 外部講師紹介 講義開始時における受講者のキャリア意識に関する調査、ディスカッション
第2回 外部講師による講義1:大学教員(教育・研究) 第3回 外部講師による講義2:製造業 第4回 外部講師による講義3:情報通信業 第5回 外部講師による講義4:べンチャー・起業論 第6回 外部講師による講義5:行政・自治体
第7回 キャリアパスについてのグループワーク1 受講後における受講者のキャリア意識に関する調査 自らのキャリアパスの設計 プレゼンテーションとディスカッション
第8回 キャリアパスについてのグループワーク2 前回の議論を踏まえた、キャリアパスの再設計 キャリアパスを見据えた大学院での学びの振り返り(またはデザイン) プレゼンテーションとディスカッション
【学習の方法】
・受講のあり方
外部講師による講義には、自己のキャリア形成のために必要な情報の習得・理解を意識して参加する。 グループワークにおいては、キャリアプランの作成と意見交換を通じて、主体的に自らのキャリアプランを考える能力を身につけるようにする。
・授業時間外学習へのアドバイス
外部講師による講義の受講後に、内容をまとめるとともに疑問点等を調べておく。 自身のキャリアやライフプランについてのビジョンを構築しておく。
【成績の評価】
・基準
外部講師による講義に関する小レポート、グループワークへの主体的参加度、最終プレゼンテーションの総合評価により、キャリア・マネジメント力の習得度を評価する。
・方法
小レポート(40%)、グループワークへの参加度(20%)、最終プレゼンテーション(40%)
【テキスト・参考書】
(参考書) キャリア教育研究会『理工系学生のためのキャリアデザイン』学芸出版社.
【その他】
・学生へのメッセージ
講演を聴講する際やグループワーク・ディスカッションを行う際は、自らのキャリア設計を明確に意識し、積極的に参加して下さい。
・オフィス・アワー
授業時間外にて,質問に答える「オフィスアワー」を設定します.連絡先や場所は初回授業時にお知らせします.会議や出張等で不在にすることもあるため,事前にメールでアポイントを取ってください.
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