コンピュータの仕組み、アルゴリズムと手続き型プログラミングの基本について習得することを目的とする。

1) コンピュータの仕組みを理解できる。
2) 問題を解決するアルゴリズムを勉強する上でソースプログラムの作成することができる。
3) 能動的学習で、Ｃ言語文法の取り扱いに習熟することができる。

手続き型プログラミング、Ｃ言語、制御構造、関数、配列、学生主体型授業

この授業は、理学部ディプロマ・ポリシー「選択したコースカリキュラム以外の幅広い理学の基礎的知識を身につけている」に関連する。

計算機実習室でプレゼンテーションによる講義と演習の混ぜた形式で授業を行う。実際にコンピュータを使いながら、Ｃ言語の文法とプログラムの作り方を勉強する。時々レポートを課すことがある。

主要なテーマと順序は次の通りである。
第１回目 ガイダンスとプログラム作成に関する紹介
第２回目 最初のＣ言語プログラム作成
第３回目 Ｃ言語プログラミングの基礎知識
第４回目 予約語、変数、定数
第５回目 算術演算子、関係演算子と if 条件文
第６回目 論理演算子と switch 条件文
第７回目 中間試験とその解説
第８回目 文字変数、繰返し while ループ
第９回目 繰返し for ループ
第10回目 配列
第11回目 自作関数
第12回目 ポインタ
第13回目 構造体
第14回目 ファイル処理
第15回目 期末試験とその解説

1) 教科書の内容を読み取り、パワーポイントで示される講義内容の理解に努める。
2) プログラムの作成手順を確認しながら進める。

1) レポートが課されるとき、課題を解くプログラムの提出を求める。
2) 宿題として指定された問題は必ず行っておくこと。
3) 授業中に作成したプログラムを部分的に変更するなど、自分で課題を考えてプログラミングを行うこと。

プログラミングに関する基本概念や用語を正しく理解し、基本的なプログラムを作成できることを合格の基準とする。

平常点20点＋レポート点20点＋中間試験30点+期末試験30点

教科書：「新・明解Ｃ言語入門編」、柴田望洋著、SBクリエイティブ、2014年
参考書：「独習C－第4版」、ハーバート・シルト著、柏原正三監修、翔泳社、2007年
参考書：「C言語入門[第2版]」、皆本晃弥著、サイエンス社、2015年

1) 実習室で行うので、関係のないホームページを見たり私語をしないように、集中して授業内容を理解すること。
2) 自分で問題を考えてプログラミングの経験を積むことが大切である。

授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」をそれぞれ担当者の方研究室（理学部１号館５階５２６室）と荒井研究室（初回の授業でお知らせする）において月曜日の16:30～17:00の間に設ける。会議や出張等で不在にすることもあるため、確実に面談したい場合は事前に予約をお願いする。連絡先は、初回の授業でお知らせする。