コミュニカティブ英語(スピーキング)(英語1)
 Communicative English(Speaking)(English 1)
 担当教員:太田 裕子(OTA Yuko)
 担当教員の所属:工学部非常勤講師
 開講学年:2年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:高分子・有機材料工学科、化学・バイオ工学科  科目区分:基盤共通教育科目・必修 
【授業の目的】
文化や旅、社会的なテーマ、サイエンス、アドベンチャーなどの幅広い分野を題材に、ナショナルジオグラフィックの写真や映像を豊富に用い、五感を使用して語彙力と読解力を高めます。Reading Skillセクションではアカデミックスキルを学習します。内容把握の戦略の習得を目指します。

【授業の到達目標】
社会、文化、生活について一般的な語彙で書かれた英文を読んで理解できる。基本的な語彙や言い回しで、ある程度まとまった意見を交換したり、書いたりできる。

【授業概要(キーワード)】
英語、リーディング、グラマー、語彙増強、精読、アカデミック・イングリッシュ、クリティカルシンキング、スピーキングの基礎トレーニング、Video視聴でリスニング演習

【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の,実践的な基礎力を養成する。(補充のクラス)

【授業計画】
・授業の方法
各UnitにはAとBのReadingがありますが、Aのみを取り上げます。Reading SkillとVocabulary BuildingはAとBの両方に取り組む予定です。また、Videoを視聴してリスニング演習に取り組みます。
・日程
第1回:オリエンテーション
第2-3回目:Unit1 Amazing Animals
第4-5回目:Unit2 Travel and Adventure
第6-7回目:Unit3 The Power of Music
第8-9回目:Unit4 Into Space
第10-11回目:Unit5 City Life
第12-13回目:Unit6 Small World
第14回目:授業のまとめ―期末試験(リーディング)+採点(自己採点)
第15回目:授業のまとめ―追試を含む。

【学習の方法】
・受講のあり方
Readingは問題に取り組んだ後、精読を行います。板書をメモしましょう。段落ごとに和訳担当を決めて発表してもらいます。担当者は紙に担当箇所の英文と和訳を書いて準備をしてください。解説を聞いて添削し、発表後に提出しましょう。Critical Thinking(Discussion with a parter.)をいくつか取り上げる予定です。英語で自分を考えを表現できるよう準備をして臨みましょう。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
予習では、まず辞書を使わずに読み、問題に取り組みましょう。その後、時間があれば、ノートに英文を一行おきに書き写します。分からない単語の意味調べをし、書き写した英文の該当単語の上か下に書き込んでいきます。次に、訳せない、意味がわからない文章に印をつけます。復習として、授業で読んだ個所の内容を思い起こしながら、暗唱するくらい音読をしましょう。音読のコツは『音読MAX』を参照してください。英作文で考えをまとめる際には、「効果的な英語コミュニケーション技法」を参照してください。また、本文中の語彙、語法の書き取りをしましょう。

【成績の評価】
・基準
小テスト:解説をメモしているか、取り組み方がしっかりしているかなど。
和訳担当:単語の意味調べをやり、文法事項を押さえて丁寧に訳せているか
ペアワーク:自分の考えを述べたり、音読したりなどに積極的・能動的に参加しているか
試験:日常的で身近な話題について書かれた英文に出てきた語彙を身につけたか、授業で読んだ英文をしっかり理解できているか、本文に出てきた文法事項を身につけているか
・方法
試験50% + 授業参加20% + 小テスト・課題提出など30% =100%
100点満点中60点以上が合格

【テキスト・参考書】
テキスト:Reading Explorer, Second Edition Split Edition 1A
     Nancy Douglas, Paul MacIntyre, D. Bohlke, B. Tarver-Chase, K. Johannsen, H.
Huntley, B. Rogers \2,000  ISBN: 978-1-305-62803-8 
参考書:音読MAX 黒川裕一著 南雲堂(2012)
   :効果的な英語コミュニケーション技法 金徳多恵子著 南雲堂(2012)

【その他】
・学生へのメッセージ
開講時数の3分の2以上の授業への出席が義務づけられています。つまり、6回目の欠席で除名扱いになることがあります。遅刻、無断欠席、小テストや課題の未提出は評価が下がります。やむをえない事情で欠席する場合は配慮しますので、必ず連絡してください。遅刻して授業中に指名されなかった場合は授業後に一言断りましょう。(連絡がなければ欠席扱いとなります)。授業中にスマホの辞書を使うのは構いません(辞書機能以外は禁止)が、サイレントモードにしましょう。
・オフィス・アワー
質問等がある場合は、授業終了前の数分間を質問の時間にしますので、その時にお問い合わせください。クラス全員に関係する事柄については授業内に、個人的な事柄は授業の前後にお願いします。

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