【授業の目的】
※担当教員未定のため、詳細については後日掲示します。以下は前年度の内容ですので、ご参照ください。
森林の構造の変化の把握をとおして森林計画のための各種情報を論説していきます。森林は大気中の炭酸ガスを吸収し、木材を生産するという人類にとって貴重な機能を持っています。このような機能を十分に発揮するために、森林計画学では森林の時空間的な情報を調査し、森林の動態を的確に予測したうえで、最適な収穫・更新計画や管理方式を提示していきます。
【授業の到達目標】
森林計画を作成する際の実践的な手法を把握します。森林の時間的・空間的構造変化を理解し、各種の森林管理手法を把握したうえで森林の取り扱いについて各自の考えを提示することを目標としています.区分【知識・理解、技能、態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
森林構造、ダイナミクス、時空間、収穫規整、森林計画
【科目の位置付け】
森林科学コースの学習目標の1,3,4の位置付け CP:3(1)-(3), DP:1-3
【授業計画】
・授業の方法
情報処理分室を使用しパソコンを利用しながら講義を行います。
・日程
1.ガイダンス 2.森林構造の変化 3.北極の化石林 4.森林計画制度(作業種) 5.バイオマスの計測 6.密度管理・収穫表 7.自然間引き 8.収量-密度曲線 9.収穫規整 10.山火事後の森林動態 11.GISにおよる海岸林の管理計画 12.GISによるブナ林の分布域解析 13.GISによるナラ枯れの解析 14.やまびこの謎を追う 15.まとめと試験
【学習の方法】
・受講のあり方
それぞれの授業は内容的に関連していますので,一部分を聞き逃さないようにしてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
毎回出されるミニテストの参考解答を参照することで理解度が深まります。
【成績の評価】
・基準
出席が3分の2以上の受講者を評価対象とします。 到達目標で示した内容の試験を行いその成績で評価します。
・方法
試験などの結果を100満点で採点します。そのほかここには平常点も考慮されます。
【テキスト・参考書】
日本林業技術協会編:森を調べる50の方法, 日本林業技術協会,1998 森林立地調査法編集委員会編:森林立地調査法,1999
【その他】
・学生へのメッセージ
情報処理分室とパソコン機器を使用しますので、ユーザーID等を準備しておくこと。また、電子メールのアドレス等を確認しておくこと。
・オフィス・アワー
非常勤講師のため、山形大学に講師が滞在する時間は限定されます。担当教員には気軽にメール等で質問などを行ってください。
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