【授業の目的】
日本近代文学の主要作家の、著名な短編小説などを読み、その文学世界を理解する。
【授業の到達目標】
1 近代の主要作家の文学の特性を把握できるようになる。 2 取り扱った作家を近代文学史上で位置づけることができるようになる。
【授業概要(キーワード)】
近代文学 小説 短歌 俳句
【科目の位置付け】
教員免許状取得のための選択科目 教科に関する科目(国語)。教材として扱うことになる作家・歌人・俳人を扱う科目である。
【授業計画】
・授業の方法
発表形式。担当する作家、歌人、俳人について調査し、資料に基づいて発表し、他の受講者の質問に答える。
・日程
第1回:ガイダンス。担当者・発表順序の決定。 第2~15回:担当者の発表と、その質疑応答。 漱石・鷗外・一葉・谷崎・芥川・太宰などを予定している。
【学習の方法】
・受講のあり方
担当者は、作品・作家に関する質問に答えられるように準備する。 担当者以外は、発表の作品を熟読して授業に臨み、必ず質問をする。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業で触れる作家、その周辺の作家の作品など、紹介する資料や作品などにも触れて、知識を広げることができるとより充実した授業となる。
【成績の評価】
・基準
1 担当した作家などについて詳細に調査して資料を作成できているか。 2 発表が理解しやすいものであったか。 3 他人の発表に対して積極的に参加したか。また質問できたか。
・方法
発表の内容・資料の内容(8割)と、他人の発表に対する質問(2割)によって評価する。
【テキスト・参考書】
テキスト:使用しない。 参考書:取り扱う作家毎に研究書や論文について、発表者に指示する。
【その他】
・学生へのメッセージ
国語という教科で扱う作家や歌人などを丁寧に調べて発表する科目であるので、自分で調査するだけでなく、いろいろな作家などについてある程度調べて授業に臨むとより充実したものになる。
・オフィス・アワー
研究室は地域教育文化学部2号館5階540研究室。水曜3・4校時を予定しているが、ほぼ研究室にいるので、メール等で問い合わせてください。
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