食を通して考える共生社会(共生を考える)
 Given the inclusive society from the nutrition (Living with Diversity)
 担当教員:三原 法子(MIHARA Noriko)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科文化創生コース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
文科科学省や厚生労働省が共生社会をつくるために、教育や福祉に導入した制度を知り、食や栄養面から地域連携や課題を解決するための方法を学ぶことを目的とした、発表、討論形式の授業である。

【授業の到達目標】
・文部科学省や厚生労働省が共生社会をつくるために教育や福祉にと導入した制度を調べることができる。
・地域の課題を食の方面から考えることで、全体的な発想に変換し、意見として発言することができるようになる。

【授業概要(キーワード)】
学生主体型授業(アクティブラーニング)▽▼☆、地域連携、住民主体、支援制度

【科目の位置付け】
共生社会をつくるための教育や福祉に導入した制度を知り、今後の地域に根差した施行と行動を習得するための「基幹科目」に位置づけられる。

【授業計画】
・授業の方法
講義を軸として、班に分かれて国の制度を調べ国の制度、まとめる。その後、発表し、それに対する食や栄養を中心とした意見や討論を行う。さらには、担当教員が行ている研究や町との商品開発等の事例をもとに討論し、考え方を学ぶ
・日程
1.オリエンテェーション
2.共生社会とは
3.共生社会実現への実際の制度について
4.共生社会をつくるための栄養の研究、商品開発、子供食堂の実例①
5.共生社会をつくるための栄養の研究、商品開発、子供食堂の実例②
6.発表実例への意見交換
7.班に分かれて、発表時の司会進行等の役割決定や意見交換会の内容説明
8.9.10.制度を各班で調べる。
11.12.発表(20分)
13.意見交換会
14.テスト
15.まとめ


【学習の方法】
・受講のあり方
新聞やインターネット等で、共生社会の記事を読み、共生とは何かを知っておく。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
自分の町内や地区において、地域住民が主体となり、NPOや産業と結びつきながら、活動しているかどうか調べてみる。

【成績の評価】
・基準
・文部科学省や厚生労働省が共生社会をつくるために教育や福祉にと導入した制度を知る。
・食や栄養を通しての実例を知り、意見を持つことができる。
・事例や制度を知ったことで、自分ができることは何かを考えることができる。
以上の3点が理解されていれば合格とする。
・方法
聞く、調べる、発表、意見、討論(50点)、テスト(50点)の計100点で評価する。

【テキスト・参考書】
テキスト:webclassからのダウンロード。
授業中に、アイホンやアイパット、ノートPC等での視聴可。

【その他】
・学生へのメッセージ
授業にノートPC等を持ち込んで良い。発表資料はパワーポイントで作成するため、使用法を知っておくこと。なお、授業内でも簡単に説明する。
・オフィス・アワー
随時、相談受付可(メール予約)
連絡先:n.mihara@e.yamagata-u.ac.jp

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