コミュニカティブ英語(ライティング)(英語1)
 Communicative English (Writing) (English 1)
 担当教員:池田 光則(IKEDA Mitsunori)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科グローバル・スタディーズコース
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
 英語でのコミュニケーション能力,特にライティング能力を養成する授業である。ライティングの活動に加え,基本的なコミュニケーション活動として,スピーキング,リスニング等の基礎的活動を含める。

【授業の到達目標】
 自分の身の回りのことについて,簡単な句や文を用いて書くことができる。

【授業概要(キーワード)】
 英語,コミュニケーション,ライティング

【科目の位置付け】
 大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の,実践的な基礎力を養成する。

【授業計画】
・授業の方法
 使用するテキストは,各Chapterごとに,Writingの目的・トピック(話題)が決まっています(下の「日程」欄参照)。その目的・トピックに即した英文(短文からはじめて,まとまった内容を述べるパラグラフ)が書けるよう,次の作業を段階的に行ないます。
(1) トピックに関する語彙,文法事項の確認,(2) 模範となる英文パラグラフの聴き取り・音読などを通じて,パラグラフの展開を学ぶ,(3) 指定された語句による並べ替え英作文,(4) 短文の和文英訳,(5) 8~10の英文で構成することを目標に,まとまった内容のパラグラフを書く。
・日程
・第1回:授業の進め方の解説(e-learningの説明も含む)。下記のテキストと,筆記用具・ノートを持参して下さい。
・第2回:Chapter 1: What Is a Paragraph?(パラグラフとは何か)
・第3回:Chapter 2: Narration (出来事を語る)
・第4回:Chapter 3: Process (手続き・手順を説明する)
・第5回:Chapter 4: Description of Feelings (感情を描写する)
・第6回:Chapter 5: Description of People (人を描写する)
・第7回:Chapter 6: Description of Places & Locations (場所を描写する)
・第8回:Chapter 7: Definition (人物や物事を定義する)
・第9回:Chapter 8: Comparison & Contrast (比較と対照)
・第10回:Chapter 9: Cause & Effect (原因と結果)
・第11回:Chapter 10: Problems & Solutions (問題と解決策)
・第12回:Chapter 11: Your Opinion―Agree (賛成意見を述べる)
・第13回:Chapter 12: Your Opinion―Disagree (反対意見を述べる)
・第14回:Chapter 13: Data Analysis (データ分析)
・第15回:まとめと学期末試験(英文レポートに変更する場合もある)

【学習の方法】
・受講のあり方
 予習を前提に,「授業の方法」で述べた作業を行ないます。間違えることを恐れずに,予習の成果を発表しましょう。一部ペアワークも採り入れる予定です。疑問点は遠慮なく質問して下さい。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
 (1) テキストの指示に従って,練習問題を解いておくことは必須です。
 (2) 復習では,不明な点がないか確認して下さい。
 (3) 学習確認のための小テストを,予告の上で随時実施します。

【成績の評価】
・基準
 自分の身の回りのことについて,簡単な句や文を用いて英文を書くことができるよう,
 (1) トピックに関する語彙,文法事項を理解して運用することができる。
 (2) 模範となる英文パラグラフの聴き取り・音読などを通じて,パラグラフの展開を理解することができる。
 (3) 与えられた語句を用いて短い英文を作ることができる。
 (4) 8~10の英文で構成されるまとまった内容のパラグラフを書くことができる。
が合格の基準です。
・方法
 予習をふまえた授業中の作業(小テストによる確認も含む) 60%,学期末試験 20%,e-learning 20%。
 なお,出席時数が,授業時数の3分の2に満たない場合は,不合格となる可能性があります。

【テキスト・参考書】
《テキスト》仲谷 都,吉原 学,Ruth Fallon(2017)Smart Writing,成美堂.
     (日本語タイトル:『はじめてのパラグラフ・ライティング』)
《参考書》「英語1」では,TOEICⓇ対策としてe-learning 教材を導入しています。このソフトウェアは,語彙や句,文法事項も含め,英語学習を全体的にサポートするものです。日頃から少しずつ,継続的に学習を進めてください。

【その他】
・学生へのメッセージ
 テキスト出版社のホームページから,音声ファイルをダウンロードすることができます。聴き取りや音読の練習に積極的に利用しましょう。
・オフィス・アワー
 金曜日 12時から12時30分 および 16時30分から17時30分(池田光則研究室)

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