【授業の目的】
1)山形で活躍する方々の経験に基づいた講義をとおして、男女が共に仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を保てる働き方について考え、自らのキャリア・ビジョンを描くことを目的とします。 2)「男女共同参画社会」について深く理解し、どのような課題をどのように解決するのか具体的に考えることを目的とします。
【授業の到達目標】
1)「ワークライフバランス」や「男女共同参画社会」について理解し、適切に説明できる。【知識・理解】 2)男女共同参画の視点から社会を見直し、今後の生き方について考えることができる。【態度・習慣】 3)グループワーク、討議、新聞の活用などをとおして、社会人としての基礎力を身につける。【技能】
【授業概要(キーワード)】
キャリア形成、ワークライフバランス、男女共同参画 学生主体型授業(アクティブラーニング▽▼△▲□■☆★○●◎)
【科目の位置付け】
山形で活躍する方々の講義やグループでの議論をとおして、地域や日本及び世界が抱える共生社会の課題について学び、性別にかかわらず自立した個人として生き方を考えます。
【授業計画】
・授業の方法
1)多方面で活躍する学内外のゲストを招き、講義をとおして経験や生き方を学びます。 2)ゲストの授業は、講義・質疑・まとめで構成し、学生主体のアクティブラーニングで進めます。 3)ゲストによる授業以外は、グループ学習や保育所見学などを行います。
・日程
第 1 回 10 月 7 日(水) 講義の進め方とガイダンス 第 2 回 10 月 14 日(水) 山形から男女共同参画社会を考える 第 3 回 10 月 21 日(水) ゲストによる講義 第 4 回 10 月 28 日(水) 保育所見学と体験学習 第 5 回 11 月 4 日(水) ゲストによる講義 第 6 回 11 月 11 日(水) ゲストによる講義 第 7 回 11 月 18 日(水) 新聞で探る男女共同参画 第 8 回 11 月 25 日(水) ゲストによる講義 第 9 回 12 月 2 日(水) ゲストによる講義 第 10 回 12 月 9 日(水) グループでの課題探究学習 第 11 回 12 月 16 日(水) ゲストによる講義 第 12 回 12 月 23 日(水) ゲストによる講義 第 13 回 1 月 13 日(水) ゲストによる講義 第 14 回 1 月 20 日(水) 授業のまとめ、レポート発表 第 15 回 1 月 27 日(水) レポート発表、記述試験
【学習の方法】
・受講のあり方
1)授業の記録と感想を探究ノート(配布)に記入して、毎回提出する。 2)学生の担当グループが授業を進行し、全員が質疑や討議に積極的に参加する。 3)各自が選んだ課題についてレポートを作成し、最後に発表を行う。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
新聞切抜きレポートを作成し、視野を広げ、社会人基礎力を高める。
【成績の評価】
・基準
1)ワークライフバランスについて理解が深まり、自分の意見を表明できるか。 2)男女共同参画の視点も含めて、キャリア・ビジョンが具体化できているか。 3)グループ討議や情報収集などの学び方を身に付け、積極的に参画できたか。
・方法
1)平常点 70 点 (探究ノート40点、新聞レポート20点、レポート発表10点) 2)記述試験点 30 点
【テキスト・参考書】
テキストは授業で配布する資料を活用。 小白川キャンパス図書館内の国立女性教育会館コーナーの参考図書など。
【その他】
・学生へのメッセージ
1)多様な分野で活躍する豪華ゲストと直接対話できる貴重なチャンスです。 2)女性のみを対象とする授業ではありません。男性も積極的に受講してください。
・オフィス・アワー
メールや電話でいつでも連絡をしてください。法人本部棟2階男女共同参画推室 E-mail : y-danjo@jm.kj.yamagata-u.ac.jp
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