病態生理学
 Pathophysiology
 担当教員:櫻田 香(SAKURADA Kaori)
 担当教員の所属:医学部看護学科
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):医師として診療経験のある教員がその診療経験を活かし、治療薬や治療方法と関連付けて講義を行います。
 開講学年:2年  開講学期:通年  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
人体機能学で学んだ正常な機能が破綻をきたした場合,どのようなどうなるかを理解する。代表的な機能の破綻がどのような影響を人体に与えるかを学習する。

【授業の到達目標】
心不全、呼吸不全、肝不全、腎不全、ショック、敗血症、DICなど主要な症候と疾患につついて病態を説明できる。
これら対する治療法を概説できる。

【授業概要(キーワード)】
症状、徴候、病態生理、疾病

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
生体機能が異常になる原因とその対処法を理解していく中で,根拠に基づく安全な看護実践能力と生涯にわたり自己研鑽していく能力を獲得するための基礎となるものである.

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を

【授業計画】
・授業の方法
看護機能学、看護薬理学、疾病論、看護病理学、看護微生物学など知識の復習をしながら、病態生理を理解する.
・日程
第1回 基礎知識、症候
第2回 神経系の病態生理
第3回 腎臓の病態生理
第4回 腎臓の病態生理2
第5回 呼吸の病態生理
第6回 血液の病態生理
第7回 消化器の病態生理1
第8回 消化器の病態生理2
第9回 炎症・免疫の病態生理
第10回 代謝・内分泌の病態生理


【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
過去に勉強したさまざまな科目を復習しながら、自分の苦手なところを補いつつ学習してください.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
看護機能学、看護薬理学、疾病論、看護病理学、看護微生物学などの教科書の該当箇所を通読し、様々な内容を関連付けて勉強してください.Web classでの小テストにより自習してください.

【成績の評価】
・基準
主要な症候と疾患および病態生理について概説できる.
症候と疾患についての治療法が概説できる.
・方法
試験は2回行い、平均点が60点以上を合格とします。再試験は場合によっては1回のみおこなう.

【テキスト・参考書】
薬が見える vol 1-3 MEDIC MEDIA

【その他】
・学生へのメッセージ
解剖学、人体機能学、薬理学、疾病論、病理学、微生物学などの知識をつなぎ合わせて理解し、看護実践能力の向上に役立てましょう。
・オフィス・アワー
櫻田研究室 月~金 9:00-18:00
会議などで不在の場合があります

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