【授業の目的】
本講義ではユニバーサルデザインについてその起源および概念の広がりによって変革していった住環境について理解し、ノーマライゼーション、多様性への理念をデザイン手法を用いて表現できることを目的とする
【授業の到達目標】
ユニバーサルデザインの起源を理解する。ユニバーサルデザイン7原則について説明できる。住環境でのユニバーサルデザインの工夫がどのように活かされているか探索できる。ノーマライゼーションや多様性の理念をデザインとして表現できる。
【授業概要(キーワード)】
バリアフリー ノーマライゼーション 多様性 ユニバーサルデザイン7原則 住空間デザイン
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25% B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
一級・二級建築士・木造建築士受験資格、インテリアプランナー登録資格指定科目(学科 選択科目)
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに 11.住み続けられるまちづくりを 17.パートナーシップで目標を達成しよう
【授業計画】
・授業の方法
講義ならびにワークショップを用いながら機能的な理解、空間的な理解、理念、概念の広がりについて幅広く理解する。
・日程
第1回:ユニバーサルデザインとは 第2回:バリアフリーからユニバーサルデザインへ 第3回:ノーマライゼーションの考え方 第4回:ユニバーサルデザイン7原則 第5回:暮らしの中のユニバーサルデザイン 第6回:住空間におけるユニバーサルデザイン(1) 第7回:住空間におけるユニバーサルデザイン(2) 第8回:都市空間におけるユニバーサルデザイン(1) 第9回:都市空間におけるユニバーサルデザイン(2) 第10回:キャップハンディ体験 第11回:ユニバーサルデザイン手法による機能的デザイン(1) 第12回:ユニバーサルデザイン手法による機能的デザイン(2) 第13回:ユニバーサルデザイン手法による空間的デザイン(1) 第14回:ユニバーサルデザイン手法による空間的デザイン(2) 第15回:レポート発表および講評
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
身近な暮らしの中のユニバーサルデザインを探求し、グローバル的な理念の理解に務めること
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
レポート課題、デザイン課題を課すのでプレゼンテーションの仕方などの工夫を加えること
【成績の評価】
・基準
ユニバーサルデザインの起源を理解すること ユニバーサルデザイン7原則について説明できること 住環境でのユニバーサルデザインの工夫がどのように活かされているか探索できること ノーマライゼーションや多様性の理念をデザインとして表現できること
・方法
レポート課題30点 デザイン課題50点 プレゼンテーション20点
【テキスト・参考書】
参考書 ユニバーサルデザインの教科書 ユニバーサルデザインの考え方―建築・都市・プロダクトデザイン 人間工学とユニバーサルデザイン バリアフリーからユニバーサル社会へ ユニバーサルデザインの力 五感を刺激する環境デザイン―デンマークのユニバーサルデザイン事例に学ぶ The Pocket Universal Principles of Design: 150 Essential Tools for Architects, Artists, Designers, Developers, Engineers, Inventors, and Makers Residential Remodeling and Universal Design Making Homes More Comfortable and Accessible
【その他】
・学生へのメッセージ
講義で理解できなかった点や、疑問に思ったことは積極的に質問にくること。
・オフィス・アワー
質問等がある場合には、授業終了後に受付ますので、積極的に質問にくること。
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