輪講Ⅱ
 Research Paper Survey Seminar Ⅱ
 担当教員:化学・バイオ工学科教員(Faculty Members of the Applied Chemistry, Chemical Engineering and Biochemical Engineering Department)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系) 化学・バイオ工学分野
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:化学・バイオ工学科  科目区分:専門科目・必修 
【授業の目的】
<テーマ>
英語学術文献の輪講
<ねらい>
卒業研究配属研究室の専門分野に関連する英語学術文献を選定し、輪講を通じて、英語学術文献の読解力を養い、発表の仕方に習熟し、質疑応答等の討議に積極的に参加する習慣を身につける。

【授業の到達目標】
輪講を通じて、英語を含む専門文献の読解力を養い、説明の仕方に習熟し、質疑応答等の討議に積極的に参加する習慣を身につける。そのため,技術系の英語を 含む専門文献が抵抗なく読みこなせる能力を身につけ、講師として、他人に理解してもらえるように説明する能力を養う。また、聞き手として、講師の説明がわ からない部分について的確に質問できる能力を養う。
<目標>
1)卒業研究に関連した分野の英語論文が読め、内容が正しく理解できる
2)論理的な思考力・記述力、発表・討議能力、コミュニケーション基礎力を身につける
3)発表のための スライド等を用意し、それを使って効率よく発表内容を説明できる
4)質問者に対して適切な回答を行うことができる
5)他人の発表や考え方に対して質問を行い、自分の考えを要領よく伝えることができる

【授業概要(キーワード)】
調査、文献、特許、論文、検索、英語

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:26~50%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
3年後期までに開講される科目を発展させた総合的な能力を涵養する専門科目である。卒業研究の遂行と同時に開講される。輪講Ⅰの続きとして1年間を通して行われる。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
09.産業と技術革新の基盤をつくろう

【授業計画】
・授業の方法
卒業研究配属研究室毎に行う。詳しくは、配属研究室のシラバスを参照のこと。
・日程
英語学術文献の選定、発表資料の作成、輪講発表・討議の要領等、輪講の進め方については、配属先研究室の授業計画に従う。 詳しくは、配属研究室のシラバスを参照のこと。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
配属研究室の計画に従い、担当教員や職員・大学院生とコミュニケーションを十分にとって進める。発表を行う際は、入念に準備することが基本である。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
知識や理解が不足している場合には、教科書や関連参考書により前もって学習しておく。
わからない点は関連する複数の文献等を調べるなどして、自主的に学習を行う。

【成績の評価】
・基準
卒業研究に関連した英語論文の内容が正しく理解でき、その内容をスライド等を用いて効率よく発表できること、また、他人の発表に関しても的確に質問できることを合格の基準とする。詳しくは、配属研究室のガイダンスに従うこと。
・方法
英語学術文献の読解力、発表資料、プレゼンテーション、質疑応答の様子などを総合して評価する。60点以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
<テキスト>
必要に応じて、各指導教員から指示に従うこと。
<参考書>
各指導教員から指示されるとともに、学術データベース等を活用して自ら参考資料を収集する。

【その他】
・学生へのメッセージ
卒業研究に関連した分野の英語論文を読むことは、卒業論文作成するうえでも重要である。
指導教員のアドバイスに従い、計画的に行うこと。
・オフィス・アワー
各研究室の指導教員及び担任に随時相談すること。なお、化学・バイオ工学科教員のオフィスアワーは学科HPに掲載している。

51000449-2021-05-54750