【授業の目的】
英語はグローバル言語であるが、建築は分野が広範囲であるため専門英語の領域が広く、その学術的専門書籍を読もうとすると背景としての広い知識を持つことが必要になる。そこで、閲覧しやすい図鑑を用いて西洋美術史的観点から、専門英語の基礎を身につけることを目的とする。
【授業の到達目標】
和訳を中心にして、発展的課題解決法としての英作文ができることを到達目標とする。
【授業概要(キーワード)】
技術英語、西洋美術、自然環境
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
西洋建築史の習得に基づいた専門科目としての技術英語の選択科目である。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
【授業計画】
・授業の方法
小テスト形式で和訳を中心に進めてゆく
・日程
第1回目:ガイダンス(英語の歴史と発達) 第2回目:The Ancient World "The Greek World" 第3回目:The Ancient World "The Roman World" 第4回目:The Ancient World "The Early Celtic Age" 第5回目:The Ancient World "Greek and Etruscan Art and Architecture" 第6回目:The Ancient World "Roman Art and Architecture" 第7回目:The MedivalWorld "Byzantine Europe" 第8回目:The MedivalWorld "Early Medieval Europe and the Emergence of the Holy Roman Empire" 第9回目:The MedivalWorld "Europe in the 14th Century" 第10回目:Late Antique, early Christian and Byzantine Art and Architecture 第11回目:Romanesque Art and Architecture 第12回目:Gothic Art and Architecture 第13回目:The Renaissance 第14回目:Baroque and Rococo: 1600-1789 第15回目:The Modern World
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
(1)課題は授業中に小テスト形式で解いてもらう。 (2)難しい文章表現や専門用語はノートに記録して内容の理解に努める。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
(1)授業で習った内容は図書館などを利用して、自分なりに調べる事。 (2)授業中に間違えた箇所はきちんと正解に修正して記憶すること。
【成績の評価】
・基準
小テスト60%+期末試験40%
・方法
それぞれの時代区分に従って、建築・デザイン的説明ができることを合格の基準とする。
【テキスト・参考書】
テキストは用いない。 参考図書は次の通り:John Steer and Antony White, "Atlas of Western Art History", Parchment Books Ltd., 1994.
【その他】
・学生へのメッセージ
建築・デザイン学科の学生にとって、将来グローバルに活躍する人材として相応しい教養英語を身につける事ができる。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィスアワー」は小白川キャンパス地教1号館2階の日髙研究室にて、月曜日12:00~13:00の間に設けるが、都合がつかない場合は事前に連絡の上適時対応する。
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