人間情報科学演習
 Seminar on Human Information Science
 担当教員:本多 薫(HONDA Kaoru)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科人間文化コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
情報科学の技術や研究動向を知り、情報化や情報技術の進展が我々の生活や行動に与える影響や社会変化への理解を深めるため、「人間」をキーワードに情報科学に焦点をあてて検討し、文献を通じて、最新の技術や研究動向について知識を得ることを目的とする。

【授業の到達目標】
(1)情報化や情報技術の進展が我々の生活や行動に与える影響を説明できる。【知識・理解】
(2)課題解決のために情報科学の技術活用方法や手法を提案することができる。【技能】
(3)情報科学の技術が社会に与える影響について、課題を指摘して議論することができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
情報化社会、人間と情報科学、研究動向、学生主体型授業

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この授業は、情報化社会の問題について情報科学の観点から論理的に分析し、解決策を提案する力を身につけるために編成される科目である(人文社会科学部人間文化コースのカリキュラム・ポリシー)。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
09.産業と技術革新の基盤をつくろう

【授業計画】
・授業の方法
下記の分野に関する文献を選定します。情報科学に関する雑誌、論文、書籍等を用いて、最新の研究動向を学びます。授業の実施形態は、対面、又はオンデマンド遠隔となる予定です。
・日程
第1回 概要説明、文献の選定
第2回~第14回
・情報化社会と情報利活用
・情報ネットワーク、インターネット
・AI(人工知能)
・ビッグデータの活用
・コンピュータのユーザビリティ
・ヒューマンインタフェイス
・教育支援システム、情報処理教育 などの分野を取り上げる。
第15回 まとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
選定した文献だけではなく、他の関連する文献等も調べること。積極的に意見交換を行うことが望ましい。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
・予習のあり方
分からない専門用語は、調べておくこと。
・復習のあり方
理解できなかった事項は、文献等で調べるとともに質問すること。

【成績の評価】
・基準
授業の到達目標で示した3つの目標を達成できたことを合格の基準とします。主体的な参加の度合い、知識の修得の度合い、理解の度合い、汎用的技能の修得の度合い(論理的思考力、文章表現力など)を、平常点(ディスカッションの参加状況、課題の取り組み姿勢)、レポート・演習課題の提出により評価する。
・方法
レポート・演習課題70点、平常点(授業への参加状況等)30点で評価します。

【テキスト・参考書】
テキストは使用しない。必要な資料は随時配布する。参考書等は授業内で紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
認知情報科学プログラムの学生は受講してください。
授業中にコンピュータ、インターネットを使用します。
必要に応じて、コンピュータを用いた演習を行うことがあります。
・オフィス・アワー
オフィス・アワーは、水曜日の12:00~13:00(本多薫研究室、3号館6階)です。それ以外の日でも相談を受け付けます。
確実に面談したい場合は電子メール等で事前の予約をお願いします。

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