専門英語演習(Japanese Studies)
 Seminar on English for Special Purposes (Japanese Studies)
 担当教員:生田 慶穂(IKUTA Yoshiho),加藤 健司(KATO Kenji)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科人間文化コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
日本文学・日本文化に関する英語文献を読み解き、国際日本学の視点を学ぶ。

【授業の到達目標】
1. 英語文献にあらわれる専門用語や翻訳の背景を説明できる。【知識・理解】
2. 日本文学・日本文化を相対的にとらえ、論じることができる。【技能】

【授業概要(キーワード)】
日本文学,日本文化,英語,文献講読

【科目の位置付け】
この授業は、専門に関連する幅広い能力の獲得を促すものである(人間文化コースのカリキュラム・ポリシー)。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
英語文献の講読を中心に、その内容に関する解説・ディスカッションを行う。
・日程
1. イントロダクション
(前半)担当:生田 慶穂
2. 前半の説明とテキスト配布
3. Japanese Poetry(1)
4. Japanese Poetry(2)
5. Japanese Poetry(3)
6. Japanese Novel(1)
7. Japanese Novel(2)
8. Japanese Novel(3)
(後半)担当:加藤 健司
9. 後半の説明とテキスト配布
10. テキストの精読と討議(1)
11. テキストの精読と討議(2)
12. テキストの精読と討議(3)
13. テキストの精読と討議(4)
14. テキストの精読と討議(5)
15. テキストの精読と討議(6)

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
解説・ディスカッションについて自分なりにノートを取り、レポートにそなえる。なるべく欠席しない。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
週1~2時間を目安とする。毎回、講読範囲を予習してくること(単語調べ、要約の作成など)。

【成績の評価】
・基準
英語文献にあらわれる専門用語や翻訳の背景を説明でき、日本文学・日本文化を相対的にとらえて的確に論じられるかを合格の基準とする。
・方法
ディスカッション(20点)、レポート(80点)の合計をもって評点とする。

【テキスト・参考書】
テキスト:プリントを配布する。
参考書(前半):Donald Keene『Japanese Literature: An Introduction for Western Readers』 Tuttle (Tuttle Classics) \1,100
参考書(後半):Edward Seidensticker『History of Tokyo 1867-1989』 Tuttle (Tuttle Classics) \3,080

【その他】
・学生へのメッセージ
キーン(前半のテキスト)とサイデンステッカー(後半のテキスト)は、同時代に活躍したアメリカ生まれの日本学者です。彼らの著作を読む解くことが目的であり、英語を読むのはそれに付随する作業に過ぎません。内容に興味をもった人は、英語に尻込みせず、ぜひ受講して下さい。
・オフィス・アワー
生田慶穂
火曜日 16:20-17:50 生田研究室(人文社会科学部1号館4階406号室)
その他の時間に来たい場合は事前に連絡して下さい。
加藤 健司
水曜日 10:30-13:00 加藤研究室(人文社会科学部1号館4階410号室)
その他の時間でもあらかじめ連絡いただければ対応します。

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