【授業の目的】
平易な英語で書かれているが、ウィットに富み、しばし立ち止まって考えさせられる日米文化論的なエッセイ集を教材として扱い、英語の聞き取り能力、文法理解力、音読能力、英文記述能力の向上を目的とします。
【授業の到達目標】
・リスニングとリーディングの技能の能力を向上させることができます。 ・英語を適切な早さで読むために必要な語彙力がつきます。 ・英語を正確に読むために必要な文法(構文)の理解力がつきます。
【授業概要(キーワード)】
英文エッセイ、聞き取り、語彙、文法、音読
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
この授業は、英語の基礎能力の養成を通して、グローバルな世界で活躍できる言語能力をつけるための科目です。(人文社会科学部のグローバル・スタディーズコースのカリキュラム・ポリシー)
【授業計画】
・授業の方法
初見で取り組んでもらうエッセイを用いて、次のことをします。(1)文字テクストを見ないで、英語の音声を聴き、要点を書き取る。(2)音声で聴いた英語を文字テクストで読み、Study Noteの設問に答えることで、語彙力、構文理解力、音読能力を向上させる。(3)毎回、授業後に、完成されたStudy Noteを提出する。
・日程
第1回:オリエンテーション:サンプル授業 第2回:Busy? 第3回:The Four Seasons 第4回:Sleep & Sleepers 第5回:Secret Centers, Surprising Food 第6回:Behind the Sofa 第7回:Festival Days 第8回:The Mask 第9回:Dirty Cars 第10回:Seeing and Believing 第11回:Shops on Sunday 第12回:The Japanese Toilet 第13回:Dragons 第14回: Nation of Dog Lovers 第15回:And I was like, wow!
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業で提示される「文字テクスト資料」と「Study Note」を参考にし、語彙、文法、音読の基礎体力の養成に努めてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
・予習:毎回、次週までに読んでおくThe Asahi Shimbunのある時事問題の記事を告知します。その英語を読み、要約を作成する。 ・復習:授業後にStudy Noteを完成させる過程で、語彙、文法、音読の確認をする。
【成績の評価】
・基準
授業の到達目標で示した英語の聞き取り能力、文法理解力、音読能力、英文記述能力(または人文社会科学部のグローバル・スタディーズコースのディプロマ・ポリシー)の水準を十全に満たすことが合格の基準です。
・方法
英字新聞の記事の要約文の提出:30点(15回分の平均点)、Study Noteの提出:70点(15回分の平均点)の配分とします。
【テキスト・参考書】
テキスト:ハンドアウト(プリント資料)を使用 参考書:Dominic Cheetham, Being British in Japan, 出版社:NHK出版価格:1,400円(2010)
【その他】
・学生へのメッセージ
文字資料(ハンドアウト)や英語音声資料を用いて、語学能力の向上に効果的な授業を目指します。疑問や質問がある時は授業の途中であれ、講義の後であれ、遠慮なく、聞いてください。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」を中村隆研究室(人文社会科学部3号間、6F)において、毎週の火曜日と木曜日の17:00-18:00の間に設けます。
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